7店舗を異動して経験したらどうなるのか?美容師にとって異動で得られる事とは

美容室あるある

美容師の皆さんは会社で働いていたら、「異動」なんてワードは少なからず聴く機会はあるのではないでしょうか?

自分に異動の話が来たらどうなるんだろう?そう思っている美容師のかたは多いはず。

「異動なんて嫌だな」「今せっかく指名してくださっているお客様に申し訳ないな」「給料が下がるのが嫌だな」なんて感じることも多いのではないでしょうか?

そこで!7店舗異動をしてきた自分が教える異動した時のメリットデメリットを公開しちゃいますね!

これを知って異動も自分の人生にプラスに捉えて、さらに美容師として自由になるための勇気と希望を学んでいきましょう!

なぜ、異動したのか?

僕が最初入社したお店はとても広いお店で、美容室、ネイル、エステが入った札幌でも当時は珍しく、広くて色々な事ができるお店だったんですね。

普通の美容室であれば1人から2人が限度かなと思いますが、当時の新人美容師は僕を含めて7名。

たくさんの先輩たちがしのぎを削って仕事をしていました。

そんななか自分もスタイリストとしてデビューをさせて頂いて、少しづつ売り上げを作っていく中で感じたことは、このままこのお店だけで終わってどうなるのか?骨をうずめる覚悟が自分にはあるのか?など、疑問が湧いてきたんですね。

それで、情報を集めようと思い、美容の雑誌や、人の話を聞いている中では、300万円売り上げる美容師!とか、1000万スタイリスト!と言った有名な美容師さんのお話はとても沢山聞くんですね。

カリスマ美容師は外に沢山いるんだ!ということに気がつき、やっぱり「外に出て有名な美容師さんみたいになってめちゃくちゃ稼ぎたい!!」という気持ちが大きくなり、お店を辞めて、札幌の中心街の美容室に行こうと思いました。

それで当時の社長に直接話を持ちかけて「社長、やめたいです!」と言ったら、当時の社長は「おまえは3年しか働いてないし、まだまだだ!、俺の若い頃だったらゲンコツだよ!」なんて言ってしまうパワハラ社長だったんですね。

その社長と一緒に来ていたのが、当時の札幌の中心街のお店で働いている店長でした。
社長に呼ばれて一緒に来ていたんですね。

その店長と話をしていたんですが、その店長に「もし、中心街に来たいなら、俺の店こないか?」と言われたんです。

それで、僕も考えたんですが、「まぁ、辞めることはないか、同じ会社で働けるし、この会社の色々な店に異動して沢山経験を積むことも出来るな、その経験を生かして自分がお店を出した時に役立てよう!」という考え方に変わっていきました。

それがきっかけで札幌の郊外店から中心街のお店に異動したのが最初の異動でした。

異動して悪かった事

異動ということを僕も簡単に考えていたのですが、環境が変わるとそれに伴って一緒に働くスタッフも変わりますよね。

そのスタッフの中でも一定数苦手な美容師はいるんだなと感じました。

なんでどこに行っても必ず苦手な人がいるんだろうと調べたことがあって、よくよく調べてそこで知ったのがパレートの法則でした。

これは80:20の法則とも言われますが、美容室の売上でも使われていて、上位20%の顧客様が全体の8割の売上を作っているという法則で、僕の中でこれはチームにも当てはまると思い、今の店のスタッフで感覚的に思い出してどうなるかというと、「ちょうど10人に対して2人は自分の苦手な人」ということが当てはまりました。

これはどこの店に行っても同じで、10人以上のお店だと、嫌な人が2人はいますし、5人くらいの小さなお店でも1人は苦手な人がいます。

そういった人がいてくれたおかげで、苦手な人の対処方法なども学べて、とてもいい経験だったと思います。

ここでいう僕の苦手な人というのは、自分中心な人、悪口しか言わない人、向上心の無い人、コミュニケーションをとるのに、苦労する人、が僕は苦手です。でもそう言う人たちは今では自分の人生に欠かせない存在だったんだと気づくこともありました。

以下にそう行った人たちの対処方法を載せておきますね。

自分中心な人

自己中な人というのは自分のことを中心に考えて周りを見ないで、協調性を欠いた行動をしてしまう人ですね。

自分の都合に全てを合わせようとして、それが叶わないとキレる、などの行動をしてくる幼稚性が残ってしまっている人です。

こういう人には近寄らないか、距離をおく、あとは自分の情報を教えないという事も手段として知っておいたほうがいいと思います。

なぜかというとこちらの情報を使って影で悪影響を与えてくる可能性があるからなんですね。

こういうタイプは距離感が近しい人ほどやっている場合もあるので、「最近なんか調子が悪いな」とか、「うまく行っているはずなのになぜか上司からの評価が悪い」などという場合は注意して周りを確認する必要があります。

悪口しか言わない人

基本的に悪口しか言わない人にも自分の情報を明かさないほうがいいですね、言ったとしても最小限に止めるべきです、かげでこそこそ誰かと話して楽しむのがこのタイプですので、話を聴く際は最小限にとどめておきましょう。

だいたい人の事を悪く言う人に限って自分の事を棚に上げて話してきます。そして捉え方が超ネガティブ。

そう言った人は過去に自分を抑えて周りの大人たちに合わせないと生きていけない環境があったんだと思います。なので、大人になったら自分を保つために誰かをバカにしたりする事で自分が優位に立ったような感覚を持つ事でしか自分を保てないかわいそうな人なんですね。

こう言ったタイプはただ自分に自信がないだけなので距離をおきましょう。

同意するのではなく、話を聞き流すとか、「笑顔でニコ」っと返しておけば大丈夫です。

向上心のない人

仕事をしていて、あまり向上心のない人に出会う機会があると思います、こういった人はどういうタイプなのか?分かっておくといいと思います。

どういうタイプかというと、大きく分けて2パターンあります。

  1. 本当はやりたい事があるけれども生きてきた過程で否定されすぎて夢を追いかけるのを諦めてしまった人
  2. ただのあまのじゃくな人。

前者のタイプは元々は向上心があったけど、叩かれすぎて精神的にダメージを受けすぎ、立ち直ることができなくなってしまった人です。
本当はやりたいことがあったのにも関わらず諦めてしまったんですね。

こういうタイプは少し先の目標を見させてあげて少しずつ達成させてあげることが大切です。

後者のタイプはこちらから歩み寄ると逃げてしまう、ああ言えばこういうタイプです。天邪鬼なこのタイプはこちらが楽しんで仕事をする姿勢を見せていれば少しずつ影響されていき、何か言っても半年後とかに行動を起こすタイプなので気長に待ってあげましょう。

コミュニケーションが取りにくい人

朝からずっとムスッとしている人っていますよね、外は晴天なのにお店に入ったら雨でも降ってるかのような表情の暗さの人。

こういう人はただ暗いのではなく、小さい頃の価値観や、初めて仕事をした時の仕事の環境、オラオラな先輩がいて、その悪質な環境で育ってきたので、笑顔が出なく、表情が人に与える影響を分かっていません。

ですので、あえて一日一回必ず話しかける事やコミュニケーションを少しでも取っておく、という事が必要だと思います。

こういった悪影響を他人に与える人たちは組織やチームの中にいると必ず一定数いるので避ける、というより、しっかりと対処して双方にメリットのある関係を築くという対処が一番いいでしょう。

例えばそのお店のトップがこのタイプの人たちであれば早めにやめておいた方が得策だと思いますよ。

それか、上手くコミュニケーションを取り、自分の入られたく無いところまで来た時は距離を置く、などという対応が一番ベストです。

例えば、今度休みに買い物行こうよ。というプライベートな部分に入ってくる時は「いえ、すいません最近ダイエットでお酒を控えているので、気持ちはありがたいのですがご遠慮させて頂きます。」というように少し距離を置く、という対処が一番得策だと思います。

嫌な人もいますが、そういう人はしっかり対応してあまり付き合わないようにしていきましょう。

あとは自分が怖いとか言われてしまう場合は、あらかじめ紙に書いて話すといいと思います。

紙に書くと視線もそれますし、紙に書くことによって感情を抑えることができます。

自分が思っている自分よりも人から思われる自分の方が本当の自分なので、受け入れながら対処方法を学んでいくのがベストです。

時間と自由を奪う人

一定数いるのですが、自分の思考の自由と時間を奪っていく輩がいます。こう言うタイプは少し話しても自由を奪ってくる人なのかわからないので気をつけましょう。

どういった行動をとるかと言うと、

  • 自分が思っている事以上の勝手な事をされたくない
  • 相手を束縛しがち
  • 自分の考えを押し通す

僕もこのタイプの被害者で、自由を束縛されたことがあります。何かやろうとするとそれを頭ごなしに否定してくるタイプです。

一度成人式のお客様を異動前の店舗で担当しようとしたのですが、それは勝手なことなのでダメだ。と言う理由で却下されたんですね。指名のお客様にも「成人式は担当できる」とお伝えしていたのでお客様もびっくりです。

自分もその時は抵抗できずにいたのですが、それ以上に考える自由を奪われていたんですね。なぜそうなのかもわかりませんでしたし、抵抗することもやめたくなるように「洗脳」をしてきます。

言動を聞いていると「勝手な事をされるのが嫌」と言う事を何回も言います。こういったタイプは少なからずいるので気をつけましょう。

次に売上の話もしていきましょう。

実績は作りにくい

せっかく沢山担当させて頂いたお客様に別れを告げて次のお店に行くのでお客様は当然ながら減ってしまいます。

異動してもずっと来ていただけるお客様というのはほんのわずか、僕は今まで経験してきた中では担当させて頂いたお客様の20%が異動先にきていただけました。

そのくらい異動をすると美容師にとってはダメージが大きいんですね。

お客様にとっては、いつも担当してくれていた美容師がいなくなってしまうので、また1からの関係性を築かなければなりません。

美容師にとっても、お客様にとっても異動するメリットはあまり無いと感じるのでは無いでしょうか?

そして、お客様が多ければ多いほど美容師は給料が上がっていく仕組みになっています。

僕の場合はお客様が増える異動で減るまた増えるまた減るの繰り返しでした。

お客様からも「えぇー!また異動!?」とか、「もうついていけないわ」など、異動するときは沢山言われた事もあります。

クレームは少なからずもらう事もあった

異動してからどうなるかというと、沢山のお客様を担当させて頂くことが出来て、徐々に指名も頂けることが多くなるのですが、中には難しいお客様も他のスタッフの代わりに担当させていただく機会がありました。

難しいお客様は当然ながら他の担当者だと満足がいかなくて、不機嫌になってしまう事もあり、クレームをいただく事も沢山経験をさせていただきました。

クレームの中でも一番大きかったのが、かなり難しいお客様で、いつもやっている主担当の代わりに自分が入ることがあったんですね。

何回もヘアスタイルを確認してカットしたのですが、結果的に満足されず、お客様が憤慨されて、お店の中で怒鳴り散らすという事件がありました。

内容としては僕の対応が「あっすいませんでした」と軽い感じだったのが気に食わなかったらしくお客様が「すいませんじゃねーだろ!!申し訳ありませんでしただろー!!!!」とかなりお怒りの様子でした。

その時は周りに他のお客様もいらっしゃり、かなり他のお客様にもご迷惑をおかけしてしまいました。

この時ばかりは自分も心が折れるんじゃ無いかと思いましたし、その後もヘアスタイルが伸びて元どおりの長さに戻るまで無料でメンテナンスをすることを約束させていただきました。

次回来た時も罰として、主担当の後ろで見てどうんな風に切るのかみていろ。ということで後ろに立たされ、制裁を下されたことがありました。

そのお客様は以前に他のスタッフも担当した事があったんですが、同じクレームをもらい、スタッフが辞めてしまったという背景があります。

そういったクレーマーのような方もいらっしゃるので、異動して怖いお客様に当たっても対処できるようにしておいた方がいいですね。

クレーマーのポイントとしては

  • 言葉遣いが暴力的
  • 小さな事で感情的になって歯止めが効かなくなる。
  • 要求が細かすぎて何をしたいのか分からない

こういうお客様は出来るだけ近づかないように、もし担当したとしても、「なんか変だなこの人?」と、感じる人はカウンセリングの段階で「出来ないものは出来ない。」と、はっきり断った方が良いでしょう。

クレームも見方を変えると「シャンプーが気持ち悪いのよ!!」と強くいうとクレームですが「もう少し強くして頂けますか?」というと「クレーム」が「要望」になりますよね。

そう言った点では自分を見直すチャンスですのでしっかりと耳を傾け、素直に行動していくとうまくいきますよ。

それか、もし失敗しても許してもらえるくらいに人間力を磨くという事も必要かもしれません。人間力を磨くというところでアシスタントの時に自分がやったこととしてまとめておくと

  • お客様全員を必ず1回笑わせる
  • 全員と前回のお話をできるようにする
  • 顔を覚えてもらう

ということでした。僕は接客面でお店の中で一番になろうとして行動をとった結果、今でも覚えているのですが、ある1日だけ、全員知っているお客様で、アシスタントに入ったお客様全員と前回のお話をすることが出来たことがありました。

この時はお客様全員が自分のことも覚えててくれて、話が盛り上がり、アシスタントとしての役割もしっかりやりきり、お客様に技術以外でも喜んでいただく。

そんな経験をしたからこそ今でも接客で楽しいと思えるし、サロンワークが一つの自分の武器でもあります。

人間力という点では、20代のうちに接客で出来るだけ色々と経験することが人間力に磨きをかけることだと思います。

お客様の要望以上にサービスをしてあげる、先輩の期待以上に何かをやってあげる。

たとえば飲み会で次のお店を3軒くらい用意しておくと先輩に「必要とされる」ということができます。

期待以上に何かをしてあげると人は喜ぶので、人を喜ばせるという点と、必要とされるというところをしっかりと磨いておくといいと思います。

異動して良かった事

悪い事もありますが、悪いことばかりでも無いんですね。良い事もちゃんとありました。ここからはいい事も書いていきますね。

書いていて思ったんですが、いいことと悪かったこと、両方の数を比べるといいことの方が多かったですね。

これもその時の捉え方次第で変わってきますので、目の前のお客様を100%満足させる!という気持ちを持つことが大切です。

知らない人がいなくなった

いいところの一つ目としては社内に知らない人がいなくなった、というところです。

社内でも同期や先輩後輩と沢山いるんですが、色々なつながりが出来て、とても良かったと思います。

どういうところが良かったかというと、会議やミーティングで知らない人が居ないので社内の人間なら話しやすい、そして、社内のつながりからも仕事が貰えてカットの講師や、美容学校の授業の話なども頂くことが出来ました。

好きな仕事と嫌いな仕事がはっきりわかった

それと、お客様に「札幌市内ならどこでも行くよ」と言って頂いて、とても勇気をもらうことができ、自分でお店を出店したい!という気持ちになり、次に挑戦するエネルギーになったのは言うまでもありません。

それと、新しいお客様や、スタッフとの出会いがあり、異動するということは違った価値観の人たちと一緒に仕事をするということであり、自分にとっても刺激になりました。

異動していく中で自分が感じたことは、色々な経験をする中で自分が好きなことや嫌いなことが明確にわかるようになってきました。

僕の仕事で好きなことはやはり接客なんですね。接客している時がいちばん幸せです!

お客様と話して笑いをとったり、ヘアスタイルを綺麗にして喜んでもらったりすることがダイレクトにやりがいを感じられる瞬間だと思います。こんなに面白い仕事ってないと思いますね!

逆に嫌いな事というと、意味のない時間、だらだらと過ごす時間、無駄な時間、意味のない会議です。

みんなで集まって事前に議題を集め、リサーチしてある程度の情報を持ち寄りつつみんなで討論する、などであればとても面白いと思います。

ですが、無駄な会議はリーダーが最初から最後までずっとしゃべり続け、最終的には「この会議がまとまらないのはお前らのせいだ。」と言ってしまう会議です。

そういう会議には参加しない方がいいですね。次参加の依頼が来ても出なくてもいいです。その分カットの練習でもしていた方がいいと思います。

美容師をやっていく中で一番好きだなと感じたことは、綺麗になる事でお客様の表情が変わり、心の中からも綺麗になってもらえるということ。

そこに「楽しさ」や「面白さ」を感じることが出来て、こういう楽しい仕事のオーナーになるという事は、めちゃくちゃ楽しいんじゃないか、という単純な理由で会社を作りたいと思いました。

楽しく仕事ができる環境があると、結果的に先輩、後輩、という垣根を超えて「仲間」という一つのかけがえのないものになるんですよね。

10年前に働いていた場所は20人以上のスタッフが働いていて、時間が遅くても和気藹々として、楽しく働くことが出来、時間を忘れて仕事をしていた時期がありました。

お店も広くて、そうじや営業中のオペレーションも大変だったのですが、僕の人生の中でも1番の思い出になりました。

客数が多いから指名が伸びるわけではない

異動してもきていただけるお客様を何人も作っていく、そうすると何が起こるかというと、異動しても指名の売り上げが安定して伸びていくんですね。

美容師を始めて、スタイリストになってからはお客様を担当していくと、お客様が多い店の方がチャンスが多くて売り上げを上げる機会があると思いますよね。

それは間違ってはいないのですが、たとえ異動したとしても技術の指名売上は自分がやった事のある実績まではすんなり行くのですが、更に指名売上を伸ばそうとすると、やった事のない領域に踏み込み、自分自身を成長させることが不可欠です。

毎日、お客様としっかり向き合い、悩みを聞き、それを改善してヘアスタイルを綺麗にする。

そして、次も指名していただける。という当たり前の事を繰り返し毎日やる事が、お客様から絶大な支持を頂けるということではないでしょうか。

壁にぶち当たって反省して、一つ一つ自分を振り返ることができた

僕も色々なお店に行って、客数が多いお店ほど指名売上を上げるのは楽なのではないか?と、考えていたのですが、実際にはそんな事もなく、沢山接客してもなかなかお客様は増えませんでした。

技術だけじゃなく、マジックをやってお客様に喜んでもらおう!と、思った時もありました。

マジックは何も入っていない箱から飴が勝手に出てくるマジックだったり、ボールが増えるマジックだったりと簡単なマジックをやっていました。

ですが、「本当にお客様に喜んで頂くためにはマジックは逃げなのではないか?」と感じてからは、マジックをやめてしっかりとお客様と「向き合う」という事を心がけ、自分の接客や技術を見直したんですね。

本当にこれで良いのか?って。

そして、一つ一つ挨拶や言葉がけ、言葉遣い、笑顔、声のトーン、身だしなみや、髪型、DMの字を綺麗に書く、などを直してみました。

すると少しづつお客様から支持をして頂く事が出来、結果的にf1ヶ月の指名技術売上100万円をあっという間に超えていた。という経験をした事があります。

そして、より強固な指名の実績を作ることができて、「札幌市内であればどこに行ってもお客様が来てくれる」という状況を作り出す事が出来ました。

本当に出会いって大切ですし、お客様には感謝しかありません。

クレームをもらってカウンセリングを見直せた

それと、接客をしている以上クレームや苦情を頂くことは当然ながらあるのですが、その対処方法や、お客様の苦情をヒントに、より一層サービスの質を上げる事が出来ました。

僕はその時は鈍感だったので、接客している中でヘアスタイルを作る際にお客様の言っている本質的なところを感じとれなく、技術の面でクレームをいただくこともありました。

例えば「1センチ切っていつものヘアスタイルを保ちたい」とお客様が言っていたとして、そのまま1センチ切るとクレームになってしまうんですね。

僕はお客様が1センチ切りたくてどうしたいのか?何を思って1センチなのか?と言うところを見抜くのが下手だったんですね。

というかそういった質問をする勇気がなかった。

それで、「1センチですね?」と言って切って怒られた事がありました。

お客様は「1センチ切っていつものヘアースタイルにしたい。」という要望だったのですが、僕は勘違いして1センチ切れば良いだけ、単に1センチ切るだけ、と捉え違いしてしまったんですね。

その時は僕が担当させていただいたのですが、いつも他に担当しているスタッフのお客様だったので、いつもの感じがわからなく、お客様が年上で人生経験も多く、スタッフの間では怖いと噂されていて、あまり深く突っ込んで質問ができなくて、ビビってカウンセリングをしてしまったんですね。

この「ビビって質問ができていない」、というところがクレームの大きなポイントで、お客様のしたいことを正確に判断できていない。

お客様の気持ちに寄り添う事が出来ていない。単に怖がっているという事が出てしまい、クレームに繋がってしまいました。

そこに問題があると考えて、怖い人でもしっかりと質問して深掘りして聞くことをやってみました。

悩みや扱いにくいところを聞いて、ホームケアは何をしているとか、どんなシャンプーを使っているのか?それを使って効果は実感しているのか?ということを聞いた上で提案する。というカウンセリングをしっかりするようになりました。

一旦自分というフィルターを忘れてお客様の悩みをそのまま受け止めてみる。

そうすると、お客様が「こんな苦労をしていたんだ、辛かったんだな」ということを再認識することができてそれを共感できるようになりました。

タフなメンタルも身に付く

美容師のカウンセリングは企業の外部講習などでたくさんやっているので、詳しい内容はそちらに任せますが、色々なお店を見ていく中でクレームももらい、役職も頂きながらたくさんのお店を異動していると、あまりいい顔をされない時もあります。

人が異動してくるという事は、そのお店で働いている人にとってどうなるかというと自分のパイが減るという事。そう言った理由であまりいい顔される事は少ないです。

他にはアシスタントの時でも対応は冷たい店もあります。

これは大きいサロンにありがちかもしれませんが、一人一人が忙しすぎて対応がおろそかになってしまい、冷たく感じられてしまうということです。

うちの店でも、たまにアシスタントでヘルプに来てくれるスタッフがいますが、どこかこのお店は「冷たい」「怖い」などと言われてしまうことがありました。

こういう場合は店長やチーフだけではなく、年上のスタッフで言い方がきつい人も含まれてしまうんですね。

そういう言い方きつい人とか、顔が怖い人とかは一定数必ずいるので大きいお店ではアシストしてくれるスタッフに火の粉が飛びそうな時はすかさずフォローを入れてあげるといいと思います。

僕もいろんなことを言われてどのお店でも血と汗と涙を流して戦ってきましたが、涙を流した分だけタフになれるので、辛くなるのであれば、男の子は異動をお勧めいたします。

まとめ

美容師の皆さんは異動についてどう思っていますか?なかなか異動してからどうなるかなんてわからないですよね。

会社組織が大きくなると異動するスタッフがいるのは仕方ないかもしれません。

会社が大好きで、自分ももっと成長したいなどという思いがあるのなら、上司に喰い気味で「行きます!!!」と言った方がいいと思います。

ですがお店のお客様も沢山いると思うのでどちらを取るかは自分次第ですね。僕は今のお店に6年間ずっといますが、ここまでいたのは初めてですね。

僕はあまり同じお店に居すぎるのはマンネリしてしまうので、3年に一回はリフレッシュで違う店舗に異動するなどしたいですね。

今回は美容師さんの異動というところでお話をさせていただきました。

僕の周りのスタッフはやはり異動はしたくないといいます。ですがどうでしょう、異動するとこんなにいいことがたくさん得られるのであれば異動した方がいいのでは?

異動した経験を自分のために生かすのか生かさないのかも自由です。

僕は異動を自分から望んだあまりいないタイプなので役に立たないかもしれませんが、今若くして異動を迫られている若い美容師の皆さんは是非やってみるのも手ですよ!

僕のポリシーとしては自分がやりたいことより、自分に求められるものをやることです。

自分がやりたいことより、求められていることの方が実は重要だったりするので、僕は先に求められていることをさっさと片つけて自分のやりたいことをやっちゃおうかなっていうタイプですね。

ここで異動のメリットデメリットをまとめると

    • デメリットとは
      • 一定数苦手な人がいる
      • 指名売上は下がってしまう
      • クレームはもらうかもしれない
    • メリットとは
      • 社内に知らない人がいなくなった
      • 異動してもついてきてくれるお客様がいる
      • お客様に「頑張れよ」って言って頂けてより深い絆を作る事ができる。

と言ったところでしょうか。

働いて1年から4年目くらいであまり実績が変わらないのであれば、異動を考えてみるのも一つの手段だと思います。

その場所が変われば人も変わって働きやすくなったりするのでとてもオススメです。

悩んでいる人がいたら是非考えてみましょうね!

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