10分でわかる!極真空手とキックボクシングの蹴りの違いとは?

今ハマっているもの

今や空手はオリンピックの種目となって注目を集めていますが、空手とキックボクシング違いって意外にわからなかったりしますよね。

空手も極真と伝統派空手(寸止め)と色々あります。今日は極真空手について学んでいきましょう。

試合を見ていてもキックボクシングならノックアウトとか、判定とかで勝ち負けが決まるからわかりやすいけど、空手との違いって何?みたいに思ったこともあるかと思います。

僕も4年くらい極真空手をやっているのですが、極真空手とキックボクシングには蹴り方から全然違うんですね。

今回は蹴り方から両者の違いをわかりやすくしていきますので、一緒に見ていきましょう。

極真空手の蹴り

極真空手の蹴りとは、僕も実際のスパーリングで満足に力を出せているわけではないですが、キックボクシングと空手には大きな違いがあります、それはズバリ、蹴り方にあります。

蹴り方といっても一般の方にはざっくりとしてわからないと思うので細かく説明すると

  • 蹴った時の足の軌道
  • 膝の曲げ方
  • 体重のかけ方

この3つが主な違いになってきます。根本的に違った蹴りかたをするのですが、どこが違ってどんなポイントがあるのか?詳しくみていきましょう。

根本的に違う蹴りのスタイル

まず、極真空手の下段回し蹴りという技について説明していきます。この下段回し蹴りというものは、キックボクシングではローキックと言われるものです。自分から見た利き足を相手の太ももの横付近に打ち込む。

自分の腰骨の側面から拳3つ分下にいったところに太ももの急所があります。下段回し蹴りはこの急所を狙って打ち込みます。急所に打ち込むことで筋肉が薄く、相手が痛みを感じやすいところに打撃を与えることができます。

そして極真空手の下段蹴りは膝を抱え込み上から撃ち落とすように入射角度45度で打ち込みます。そうするとちょうど筋肉の薄いところを狙えて、打撃の力を急所に一気に伝えることができます。

このように極真空手の蹴りは重さと威力をのせて相手を蹴る技なので、独特な打ち方と力の使い方があります。ミットを持って空手のキックを受けると後ろに吹っ飛びそうになるくらいの威力があります。

膝を曲げてキックを打つことで短い距離でも大きな力を相手に伝えることができます。

キックボクシングの蹴り

逆にキックボクシングの蹴りは速さが命です。キックボクシングの試合を見ていて思うのですが、キックの打つ瞬間が見えないんですよね。なのに、当たるとものすごく痛い。

ムチのようにしなやかに足を使い、ガードされるまえに相手の顔や足に打撃を与えます。

これは実際に空手の師匠に違いを教えていただいたのですが、空手の蹴りは膝を抱えてから打ち込むのに対して、キックボクシングは膝を伸ばしたまま体の回転を使ってガードの上から一気に打ち込みます。

こうすることによって痛がった相手のガードを下げてまたそこに致命的なキックを打ち込む。そしてダメージを与え、ノックアウトに持ち込む。そういった特徴の違いがあります。

遠心力も使い、力を最大限に相手に伝えることができます。当たるとムチのように体にバチン!と当たり、ガードしたところの表面と内面を攻撃します。

キックボクシングはそもそもルールが違う

単純に空手とキックボクシングでどっちが強いのか?などと比べてしまいがちですが、そもそもルールが違います。大きな違いとしてはキックボクシングは顔も攻撃の対象となりますが、空手は顔は攻撃の対象とはなりません。

空手は蹴りで顔は蹴ってもいいけど、手で顔は殴っちゃダメだよ。というルール。対してキックボクシングはボクシング+キックなので顔も殴れるし、蹴りでも相手を攻撃できる。

ということからキックボクシングの蹴り方やパンチの仕方は違うのだと思います。ちなみに空手のパンチはボディだけ、キックは顔面、ボディOK。キックボクシングのパンチと蹴りは顔&体全体が対象になります。(両方とも金的、肘打ちは反則です)

ここはルールの違いが大きいのでそもそも倒す基準が違います。比べても違いがありすぎるので、比べようがないのが本音のところです。

キックボクシングと空手、どちらが強いのか?


色々と比較動画などがあちらこちらで出てきますが、どちらが強いとか、何が強いとかは実は「その人によって違う」ということもありますし、そのスポーツによっても違うというところも違います。

例えば柔道と空手を比べた時には、そもそも投げ技が主に用いられる柔道と、打撃が主な技の空手とでは相手に与えるダメージが全然違います。空手は打撃で相手のボディや足などを攻撃して制するのが目的。

極真空手のルールはポイントもありますが、キックやパンチで相手を倒しても一本勝ちになります。

柔道は投げてダメージを与えるというよりは、投げて相手を制する事に重点を置いています。どちらも一撃で相手を制する技もあります。これは個人的に言うと、最初は打撃戦だと空手の方が有利ですが、掴まれると柔道の方が有利になります。

キックボクシングと空手を比べてもそうです。キックボクシングは「ボクシング」とついているように顔も攻撃対象に入ります。ですが、極真空手は顔は足以外の攻撃は認められていないので分が悪すぎです。

両方違う格闘技でも同じルールだったらどうなるのかもみてみたいですよね。

そもそもルールが違うので比べる方がナンセンスな感じはします。明らかに顔も攻撃された方が痛いですしね。空手出身のキックボクサーと、柔道出身のキックボクサー、どちらが強いのかということであれば出身が違うがルールは同じなのであとはその人の力量によるところが大きいかもしれません。

蹴りに関してもキックボクシングは相手の太ももあたりに下から早く打ち込むように蹴ります。ですが空手は相手の太ももに上から打ちおろすように当てていきます。僕が感じた空手の蹴りの威力の違いは、体重を全て蹴りに乗せるので表面的に痛いのではなく、重心を崩されそうになる威力です。

極真空手の蹴りをまともに受けると足が地面にめり込んでしまいそうになります。d

キックボクシングの蹴りはスピードが乗っていて見えない速さで打たれるので足へのダメージもあり、そのあとのコンビネーションの中の一つの動作のような形なので、空手の蹴りと目的が違うように感じます。

ウェブ上でもどちらが強くてどちらが弱いなどと書かれている場合もあるのですが、僕の中ではどちらも強くて、どちらも本物。両方使えたら最強だなと言う印象です。上手な人は体の使い方がうまいので空手の蹴り方で蹴っても威力があるし、キックボクシングの蹴りで蹴っても威力は変わらないのです。

どちらかが強いかは状況による

なんだかんだいったところでどちらが強いかと言うと、「状況による」ところが多いと思います。極真の空手道場で同じルールでやるのであれば空手の方が有利ですよね。キックボクシングのルールであればキックボクサーの方が有利です。

これは実際に試してみないとわかりませんのでなんとも言えませんが、その時の状況によって左右されることもあるかと思います。超有段者同士で対戦をしたとしても僅差で差がつくことがありますし、うまくタイミングが合い、技が決まることもあるかと思います。こればかりはどちらが強いとかは試してみないとわかりませんね。

まとめ

僕も社会人になってから2年間極真空手の方に教えていただいて、その後一度空手も断捨離したのですが、またやりたくなってしまいました。空手のあのアドレナリンが大量にでる瞬間がとても楽しいと感じたのでまたやってみようと思ったのですね。

キックボクシングも一度スパーリングをやったことがあったのですが、顔を殴られると頭が痛くなるので僕は空手を選びました。キックボクシングとの違いは空手は体も鍛えられますし、顔に傷が付かないといった理由から空手を選んだのです。(顔は蹴られるので全くつかない事はないです)

でも僕が教えてくれている空手の集まりはどちらかと言うと、型をしっかり覚えて組手をしていくと言うより、まずはスパーリングをやってみて怪我をしながら覚えていくと言う形の空手なのでとても身になります。

間違って蹴りや突きの防御に失敗すると怪我をするという緊張感があるので、覚えるのも早いですし、「やりながら楽しんで覚えていく」ということができるので、自分にはとても性に合っていました。

話は少しそれましたが、僕が感じた空手とキックボクシングの蹴りの違いは

  • そもそもルールが違う
  • 空手は打ちおろすようにして体重を乗せて相手を崩すようにする
  • キックボクシングはスピード重視で体の回転を使って鞭のように当てる
  • どっちも痛い

そもそも格闘技は細かいルールがたくさんありますし、パンチのみなのか、キックもあるのか、投げ技はあるのか?寝技はどうなのか?によってもボクシング、空手、キックボクシング、柔道、総合格闘技などといった部類に分けられるのだと思います。

僕は空手と柔道を経験してきたので、どちらの面白さもわかりますし、難しさもわかります。空手のキックが最強なのか、キックボクシングのキックが最強なのかは自分で試してやってみないとわかりませんよね。僕はわからないことがあったら「まずは試してみる」ということが1番だと思っているので、何事もまずは経験してみる!というのも手だと思います。

是非格闘技に興味のある方はやってみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました