どんなに頑張ったって報われない時もある。
でも、そんな時には自分は目的や目標を達成するためにできることは全部したのか?
「やりきったのか?」を問うてみるといい。
世の中には「やりかた」を伝授する方はたくさんいる。
「守破離」の考え方でまずは教えを守ってやってみる。
それを自分なりに落とし込みオリジナルを作る。「守」
試行錯誤を重ねながら、失敗を重ねてどんどん形が出来上がる。「破」
自分なりのやり方を作り上げて言語化し、教えてもらったもののやり方からまた違うものを生み出す。「離」
僕はこんなふうに捉えている。世間一般の守破離とはまた違うかもしれないけど、自分で長く体験したものを言語化するとこうなる。
最初はぐちゃぐちゃでいい。でもそこで大切なのは「先人たちの失敗を活かす」ことだ。
この、「先人たちの失敗を活かす」ことがなかなか人間は出来ない。
なぜなら大抵の先人たちが失敗したことを踏襲してやると「自由」がないからだ。
そう、さいしょから「自由」にやりたいと人は考える。
あの人はあんなに自由にやっているのに結果が出ている。羨ましい。「70%」
じゃあ自分もやってみよう「20%」
試行錯誤してつづけてやってみよう「10%」
大抵の人の行動はこうなる。
やってみよう、と考えるだけで20%に入れるなら安いものだ。
ここで大事なのは行動力だ。
例えばあなたが旅行に行ったとして、たくさんのものを持ち、重たい荷物を背負いながら移動したとしよう。
旅行先で移動したくなるだろうか?多分色々と巡ってみたい気持ちにはならないはずだ。必要なものだけ持って、あとはホテルに置いて移動するはず。
それと同じで、行動力を上げるには自分の持ち物を減らすことが重要になってくる。
「人生」という旅行に出かけている私たちは知らず知らずのうちに見えない持ち物を持たされている。
それは現実に存在する物体の持ち物だったり、目に見えない考え方だったりする。
目に見えないものを捨てるのは難しいが、目に見えるものを捨てるのは簡単だ。
目に見えるものを捨てると、自然と目に見えないものも捨てられる。
「過去の忘れられない思い出」「不安」「恨み」「妬み」「悲しみ」「怒り」「嘆き」
こう言ったものはひとの動きを妨げる。
昔の話だったかなんだったかわからないけど、「像の鎖話」というのがある。題名ははっきり覚えてない。
子供の頃から長く鎖に繋がれていた像は大人になっても鎖が届く範囲しか行動できなくなる。
と言った話だったと思う。
これを打破する解決策が存在する。
「自由に動いている像の近くに居させること」
これだけで像は自由になるらしい。
聞いた話だし、どこまで本当かわからないけどピラニアと金魚の話もあったはず。
よく自己啓発系の本とかで紹介されてるからググれば出てくると思う。
とまあ、よくわからない話はおいといて何が言いたいかというと。
「ぐちゃぐちゃでいいから前に進め」
「迷ったら成功してる人を真似ろ」
これだけだ。ぐちゃぐちゃでいいからなんでもやってみることだ。