子供が小さい時は髪を触ることがあったり指を咥えたりする癖があり、親として「こどもの変な癖を直さなきゃいけない」とかずっと変な癖が残ってしまわないだろうか?と思い、不安になってしまいますよね。
子供が髪を触ったり、指を加えたりする癖には単純に判断できるものがないのでいろいろ調べてもどれが正解なのかわからない時もあります。
実は私の子供も指しゃぶりが治らなかったんですが、意外にすぐに治ってしまったんです。
実は本を読み、情報を集めることで意外に安心して見守ることができるんですね。
今回はそんな方に向けて髪を触ってしまう子供の癖の原因と直す方法を紹介しますので、どうか安心して子供を見守っていただければと思います。
記事の最後に育て方の本なども紹介していますので参考にしてみてください。
子供が髪を触ってしまう癖の原因は何?
調べてみると子供が髪をいじってしまう癖に限らず、色々な癖が出ることがあるようです。
お母さんの髪を触ったりすることもあるようで、この原因はただ単に「子供の時に髪を触る感触が好き」とか
「お母さんの髪が触り心地がよかった」ということも多いようです。
でも極端に髪を抜いてしまったり、触りすぎてしまったりする場合はストレスが関係していることもあるそうです。これは専門のお医者さんにみてもらった方が良いでしょう。
具体的には子供が髪を触るときには他にどんな理由や原因があるのかも調べてみました。
女の子が髪を触る心理をまとめてみた記事もあるので参考にしてみてください。
寂しいから
子供が成長して少しづつ年齢が上がってくると寂しさを紛らわすために髪を触っていたりすることもあるそうです。
1歳くらいからは寂しくて指を加えたりする子供もいます。
かまってもらえない、寂しい気持ちを紛らわすために髪を触ってストレスを感じないようにすることが原因になることも。
よく、緊張した時や恥ずかしい時に後頭部を触ってしまう癖があったりしますよね。
これは緊張した時に大事な部分を触ってストレスを軽減し、落ち着かせようとする一種の心理行動のようです。
もしかしたら寂しくてストレスが溜まっているのかもしれませんので、注意して様子をみてあげるか、本を読んだりして子供が喜ぶことをしてあげるといいかもしれません。
次に子供の髪を触る癖を直す方法も集めてみましたので紹介していきます。
抜毛症という症状かもしれない
子供がテレビをみている時や本を読んでいる時、それに集中している時に髪を抜いてしまったりする子供もいるようです。
これは抜毛症と言って11歳くらいの女の子や第一子が発症してしまうことが多いそうです。
抜毛症は意識しているいないにかかわらず、眉毛や髪を抜いてしまう症状のことをいいます。
ついつい同じ場所の髪をいじって抜いてしまったりすることで髪が薄くなってしまうこともあるようです。
時間が経つと回復しますが、何度も抜き続けていると生えてこなくなってしまう可能性もあるそうです。
放置していても成長と共におさまるケースもあるようですが、慢性的な症状になってしまい、続く癖になってしまうこともあるようですので注意が必要です。
では子供が髪を触る癖を直す方法はどんなものがあるのでしょうか。
子供が髪を触る癖を直す方法
髪を触ったり、指をしゃぶったりするのは子供にとって無意識で起こってしまうものです。
子供が意識して行動を変えられると言うのなら簡単ですが、100人に一人いたとしても9割くらいは自分では行動を変えられないと言うのがリアルなところでしょう。
髪を触る癖を直す方法を調べてみるといろいろとあったので紹介していきます。
帽子をかぶる
とあるブログを書いている方で帽子をかぶると髪を触ることをやめられたそうです。意識や根性に頼らず、物理的に触れないようにしてしまう。これが1番の方法だったそうです。
帽子なら簡単に購入できてすぐに被れそうですし、さわったらいつもと違う、髪じゃない帽子の触り心地があるので「ハっ」と気づくかもしれません。
なんだそんなことかと思うかもしれませんが意外に効果的のようです。
アマゾンで検索するとすぐにでてくるので使うなら一番安いもので試してみるのも良いと思います。
子供が夢中になれるものを探す
髪を触る時は片手が空いていて単に動かしたいからと言うこともありそうです。
子供が何か両手を使って夢中になれるものがあると、髪をいじる暇がなくなりますよね。
両手を使って遊ぶおもちゃや道具をつかってみると効果的で良いかもしれません。テレビゲームでも良いと思いますし、体を動かすものでも良いでしょう。
親と一緒に動いて遊べるものがあったらコミュニケーションを図る良い機会だと思って挑戦してみても。
もしかしたら仕事が忙しくてかまってあげられない、そんな日が続いて子供は寂しくなってかまって欲しいと言う気持ちを表しているのかもしれません。
毎日の行動を見直してみる
親が子供の行動を制御すると言うのはよくあると思いますが、実はこの「相手を変える」という行動は、相手にとってはストレスでしかありません。
大人の自分でも口癖が治らなかったり、行動を変えられないということは多々あると思います。それを逐一言われるとかなりストレスを感じると思います。
それと同じように子供も同じストレスを抱えてしまいます。
少しくらいだったら成長と共に直るから大丈夫!とどっしり構えているくらいがちょうど良いのではないでしょうか。
子供の癖や行動を直す前にまずは自分が今まで子供にしてきた行動を見直すのも良いと思います。
- やることが多すぎて子供を寂しくさせてしまっていないか
- 仕事が忙しいのを理由に愛情を注ぐのを忘れていないか
- 親が少しだけ我慢することを覚えて子供が求めることをやっているか
少しだけでも遊んであげようなど、親が行動を変えると敏感な子供たちは親の行動を見て刺激を受けるものです。
まずは親が育て方を勉強したりすることが大切だと思います。
僕が影響を受けた本の中で最も読みやすくてよかったものを紹介しておきます。メンタリストDaiGoさんが書いた子育ては心理学で楽になると言う本です。
子育てを心理学的観点でみているので科学的でとても良いと思います。
子育てで迷っている人は参考にしてみてください。何かヒントがあると思うので一つでも実践してみると良いと思います。
人間ドッグを受診する
最後におすすめなのは人間ドッグで見てもらうと言うことです。小児科でだめなら徹底的に医学的に調べてもらいましょう。そうすることで医学的な問題がなければ少し安心しますよね。
これは大人にもあてはまるのですが最近少し調子が悪いな、厄年かな?
という見方もあるかと思いますが実は神社に行くよりも人間ドッグに行って調べてもらう方が良いです。
精神的な病だと思ったら実は体の内臓がやられていたということもあるようですので、医学的に何か問題がないか調べてもらいましょう。
大人は人間ドッグがありますが子供用の人間ドッグをやっているところは少ないので、小児科で受診していつもより詳しく検査をしてもらうのが良さそうです。
おすすめの本
髪の毛を抜いてしまう子供や子供の育て方についてわからな区なった時に読むと良い本を紹介しておきます。
私も読んでみて、とてもため人なったので参考にしてみてください。
成功する大人と成功しない子供の小さい頃はどんなことをしていたのか?という疑問に対してしっかりとデータで解説されている本になります。
ただ単に誰か一人の結果を見るだけではなく、大人数の子供の育て方について大切なポイントが集約されている本になります。
この本に書かれていたことで一番印象的だったのは「しなやかマインド」を育てる。
そのための言葉がけなどもたくさん出てきますし、褒める方が良いのか?叱る方がよいのか?そのような疑問についても解説しています。
こちらの本は不登校の子供が元気に登校するようになるまでの具体的な解決策が載っている本になります。
1週間前までは学校に行きたくないと言っていた子供が生活の質を変えることによって改善したり、子供への声がけのやりかやなどが掲載されています。
私も購入してみたのですが、なるほど!ということが結構ありましたのであなたも参考にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
子供が髪を触っていてなかなか癖が治らないという悩みをもった人に向けて子供の癖の直し方や対処方法を紹介してみました。
子供は成長過程で大人にとっては理解できない行動をすることが大半です。むしろ理解できる行動をする子供の方が少ないのではないでしょうか。子供たちは少しくらいヤンチャで変な癖がある方が個人的には面白いと思います。
でも、何か変だぞ?とか気づいた時には病院で受診するという手段があることを忘れないでおきましょう。不安なことがあるなら少しでも診てもらった方が良いです。
今回の内容をまとめてみると、子供が髪を触る癖を直す方法は
- まずは親との関わり方を見直してみる
- 親が勉強して子供の育て方を学んでみる
- どうしてもよくならない時はすぐに諦めて一回は病院で受診してみる
このような方法があると思います。自分だけで悩まずに保健所の児童相談センターや病院のドクターにみてもらうのが一番です。決して癖をやった瞬間に体罰を与えるなどは明かさせてしまうかもしれませんのでやらない方が良いです。
子供が髪を触ってなかなか治らないと言う人は参考にしてみてください。