僕は釣りが趣味なのですが、いつも思うのは釣りと仕事って似ているよなーと感じています。
昔からビジネス本を読むのが好きで仕事をどう進めるのが一番いいのか、どうやったらもっとよくなるのかを追求していました。
それと同時に趣味で釣りをしていたのですが、長く仕事と釣りをやっていると共通点がいくつかあったので考察してみたいと思います。
釣りはマーケティングに似ている

マーケティングを簡単にいうと「商品を簡単に売れ続ける仕組みづくり」とジェミニが言ってました。
釣りでいうと「魚を簡単に釣れる仕組みづくり」と言えるでしょう。
「釣り」と一言に行っても本当に色々ありまして、アンミカが「白って200色あんねん」と言ったように釣りにも様々な種類があります。
「釣りってずーっと待ってるんでしょ?」「待ってる時間がいいんだよね?」なんてことを聞かれたりもします。ですが、私に言わせると「釣りにも色々あんねん」と言いたいところです。
釣りを語りだすとキリがないので私が好きな「サクラマス」を例に取ってみます。
市場調査

マーケティングは具体的に何をするかというとまず市場調査。「客さんが今何に困っていて何を求めているのか」を調べます。
サクラマスに例えると「サクラマスはいつ釣れるのか?何を食べているのか?どこで釣れているのか?」を知ることから始まります。
余談ですが、サクラマスは川で育ったマス。北海道ではヤマメと言われる魚が川を下り、海にでて大きくなった魚のことを言います。
サクラマスは海に出てオオナゴやイワシなどの小魚を捕食し生まれ育った川に戻ってくるのです。
戦略を考える

マーケティングでは「誰に」「いくらで」「どんな価値を」「どうやって伝えるか」を決めます。
先ほどのサクラマスに例えると、
- 「誰」は「サクラマス」
- 「いくらで」→「どこで」
- 「どんな価値を」→「どんな餌で」
- 「どうやって伝えるか」→「どうやってつるか」
といった流れになるでしょう。
サクラマスは3月から5月にかけて桜の咲く季節に釣れる、産卵期が近づくにつれて身が鮮やかな桜色になることからサクラマスと言われています。
どこで釣れるのか?
サクラマスを釣りたい時は場所も重要です。知り合いや友達、SNSなどで情報を集め、ざっくりとした場所を決めます。日本海側、太平洋側、は比較的早く釣れる傾向にあるので、南から北上していく感じです。
なので、3月や4月は道南方面、島牧あたりが人気。そのあとは苫小牧沖、積丹沖。
5月から6月は北海道の北の方角が釣れるようになってきます。
マーケティングでも、「悩んでいるお客様」がどこにいるのかを市場調査してそこに対してアプローチしていくのです。
どんな餌で釣るのか?
サクラマスの餌は基本的にルアーと呼ばれる擬似餌で釣ります。魚の形をした硬い樹脂に針がついていて、ルアーを魚のように動かすことで釣れます。
餌はキビナゴやオオナゴ、イワシなどを食べています。
ただ、魚も効率よくご飯を食べたいので弱っていてフラフラしている魚を狙います。その方が魚も疲れません。
ということはサクラマスは「弱っている小魚」を捕食しているというわけです。
ルアーを使って弱った小魚のように見せかける技術が必要です。
どうやって釣るのか?
ここで具体的な方法が出てきます。
どうやって?という方法ですが、マーケティングではお客様に届けるためにチラシやDM、最近だとSNSを使った広告が主流です。
サクラマスも釣る場所で違います。
- 砂浜で釣る→飛距離が必要、長めでティップは少し柔らかめの竿。風が強い時はジグやジグミノーを使う
- 磯で釣る→砂浜と同様だけど、飛距離はそこまで必要ない。ルアーがメイン
- 船で釣る→ジグやバケと言われる仕掛けを使う
といったように場所によってロッドや仕掛け、リールや糸なども全然違ってくるわけです。
マーケティングでもターゲットや場所によって使う方法が違います。地域のお客様を集めたい時は地域密着型のSNSを作ってイベントを開催したり、チラシを巻いたりします。
もう少し深い悩みを持ったお客様を集めたいときはグーグル広告やキーワードで検索している人に向けた広告というものがあるのです。
そうやってターゲットの解像度を上げながら色々な方法を試していく。全体を見渡す論理がマーケティングや釣りには必要なのです。
人はいつも誰かに釣られている
私たちはいつも誰かに釣られていると思っておいた方がいいでしょう。でも自分の悩みが解決するなら釣られる方がいいこともあります。
その時に大切なのは「その人が信用できるかどうか」、「本当のことを言っているのか」など信用の積み重ねも大切になってきますよね。
だからこそ、毎日の積み重ねが重要だということです。
その体験がないからこそ私は自ら誰よりも体験して結果や経験を発信しているのかもしれません。マーケティングの力は強大です。
その力を使うことで人をあたかも自然に導くことができる。その結果は落とし穴なのか。はたまた自分の自己実現の第一歩になるのかは使う人の想い次第と言えそうです。
力は上手く使えば人を幸せにできるツールとなり、多くの人を感動に導くことができるのかもしれません。逆に悪意を持って使えば多くの人を騙すこともできると言えます。
できれば人の役に立ち、貢献できる人間でありたいですね。
一生幸せになりたかったら釣りを覚えなさい
1時間だけ幸せになりたかったら酒を飲みなさい
3日間幸せになりたかったら結婚しなさい
8日間幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい
一生幸せにになりたかったら釣りをしなさい
これは中国の古いことわざで作家の開高健が著書「オーパ!」の中で紹介したことで日本に広く知られたということです。
一時的ではない喜び、酒やその場限りの娯楽と違い、釣りは経験や工夫を積み重ねることで生涯を通じて楽しめる趣味に。
自然の中で魚との駆け引きに没頭することで普段の喧騒から離れて頭の中をクリアにできます。
小さな達成感を感じられて天気、水温、風の流れ、水の流れを読みながらやることで論理的に考えて試行錯誤するプロセス自体に学びがあります。
だからこそ私は酒を飲み、結婚をして肉を食い、釣りをするのです(笑)
ではまた!