美容室の掃除から見る上手いかどうかの見分け方

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美容室にいつも通っているけど、なかなかよい美容室に当たらないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は美容師で整理収納アドバイザー準1級をとった私が、掃除からみる良い美容室、悪い美容室の見分け方について解説してみたいと思います。

この記事を読むことで

  • 行った先の美容室は上手なのか?がわかる
  • 上手な美容室が見分けられるようになる

このように知識を養うことで美容室を選ぶ目が鋭くなり、洞察が深まりますよ。

では早速みていきましょう。

目次

掃除からみる上手い美容室の見分け方

ここでは「美容師」ではなく、「美容室」というカテゴリーで上手いかどうかを解説していきます。

結論からざっくり言いますと、きたない美容室は上手ではない確率が高いでしょう。

「なんだそんなことか」と思われるかもしれませんが、よく飲食店でも言われるように、トイレが汚いことで大体どんなお店かわかるといったことが言われますよね。

私が今まで働いてきた美容室で汚いお店はお店のルールや評価基準が曖昧になっていました。

例えば、掃除に関しても決まった範囲の掃除を誰がどのようにどうやってやるのかを決めていない。

具体的に集団での意思決定がなされていないことや、共通の認識がないからです。

共通の認識がないとどうなるのか?

では上手な美容室を見分けるために共通認識がなされていないとどうなるのでしょうか。

答えは簡単、「整理整頓がされていない」「時間がやたらとかかる」

このような状態に陥るのです。

整理整頓がなされていないというのは、集団のなかでルールがない、もしくは使いにくいのでモノの使い方がバラバラになってしまいます。

そうなると探し物や働いているスタッフの思考や判断基準、優先順位がバラバラなので集団のなかの個人は困惑してしまい、判断に時間がかかります。

それにモノなどの配置が効果的にされていないため、探し物に時間がかかるのです。

もし通っている美容室がとても時間がかかったりモノが乱雑に置かれているような状況であれば注意した方がいいでしょう。

トイレが汚いとお店がうまく行っていないのはなぜ?

よく自己啓発本などでトイレを見るだけでそのお店の状態がわかるって話聞いたことありませんか?

トイレが汚いとわかる理由はトイレが全ての部屋のなかで一番狭いからです。

トイレは狭い分、こまめに掃除をしないとすぐに汚くなってしまうので、誰かが定期的に掃除をしなければなりませんよね。

何時に誰が掃除をどこまでやるのかといったルールが明確になく、それをスタッフ全員が徹底していない、誰かがリカバリーできるようになっていないのでつねにトイレが汚い。

そのようなことを集団で意識してないということは、ルールも守られていないし、組織として成り立っていないといえるでしょう。

トイレが汚いということはルールが守られていない。

ルールが守られていないとトイレが汚かったりモノが乱雑になってしまいます。

では、これは誰のせいかというと社長の責任なのです。

でも「現場の中で店長や中間管理職がいるでしょう」と思われる方もいるかもしれません。

ですがもし社長の言うことを聞かない、社長の意志に反している人が店長になったらどうでしょうか。

ルールは独自の自分勝手なものを作ってしまい、ダラダラと自分中心な仕事をするようになってしまいます。

このように管理職が社長の意思に反している場合うまくいかないですし、統率もとれないのです。

「トイレが汚いとお店がうまくいかない」はよく言ったモノで、本当にその通りだと思います。逆にお店がうまく行っていないからトイレが汚いのかもしれませんけどね。

一人サロンだとどうなるのか?

わたしもそうですが最近では一人でお店を運営される方や、2人で夫婦でサロンをされる方もいらっしゃいます。

一人サロンやご夫婦でされているところで汚いところはあまり見かけませんが、私がお店を出そうと思った時にお店を畳むから誰かに引き継ぎたいという方がいました。

そのお店を見させていただいたことがありましたが、とても綺麗とは言えない状態だったんですね。

シャンプー代の下にタオルを入れるカゴがあり、ぐっちゃぐちゃになっていたり、消毒室は毒が出るんじゃないかと思うくらい汚く、飲み掛けのペットボトルなどが散乱していたのです。

一人サロンだとその美容師の想いや生活習慣がモロに出るんだなと感じたのです。

自分の中でのルールが守れないと、習慣化されないでいつまでも汚いまま。しまいには汚い状態になれてしまい、客観的な視点を失ってしまうのです。

客観的な事実を受け入れることが困難になると技術的にも自己中心的なことをやり始めてしまい、お客様からは見放され、売り上げも徐々に減りつづけて、なぜ美容師を続けているのかもわからなくなってしまう。

結果潰れるということですね。

習慣を身につけるためには?

では事実をそのまま受け入れ、自分を客観的に見るためにはどうすれば良いのか。

今できることを言い訳せずに身の回りにある問題をひとつづつ片づけていくだけです。

そのためには片付ける習慣が必要になりますが、習慣を味方につければ人生は勝ったも同然。掃除をする習慣をつければどんどんと綺麗になっていきますし、勉強の習慣をつければどんどんと技術や知識が身に付いてきます。

習慣化でおすすめの本ですが、こちらはとても役に立ちました。

私は瞑想がすきなもので、書く瞑想とはなんぞや!とおもい、つい購入してしまった本です。

本書では1日15分、放電した(エネルギーをつかってしまった)記録を書くのと充電した(エネルギーが充電した)記録をもとに毎日の自分を月に一回振り返り、思考や感情を整理できます。

私も今挑戦中で、1年間くらいはやってみようと思っています。毎日書いていると自分の小さな感情に気づくことができるはずです。

自分の記録を書く時のコツは事実が起こった後にどのような感情になったのか?を書くこと。

ちなみに今日気づきました(笑)

毎日続けることで習慣として身につき、毎日の短さ、人生の短さに気付かされるはずです。是非一読をお勧めしたいと思います。

まとめ

今回は掃除視点からの上手な美容室の見つけ方ということで少し解説してみました。

ポイントとしては以下の通り

  • トイレが汚い美容室はその美容室のルールが守られていないかも
  • 必要以上に時間的なコストがかかるのでカットだけでも時間がかかる
  • 汚いことが当たり前になり、綺麗にする習慣も身に付いていない
  • 客観的に自分を見つめるためには自分の感情を記録に残すこと

ざっくりとですがこんなことが挙げられるかと思います。

それと自分の近くで美容室を見つける時はホットペッパーが便利!

以下から美容室を探すことができますよ。

ホットペッパーで美容室を探してみる

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この記事を書いた人

美容師歴18年札幌市内8店舗を経験。2021年5月から独立し自身の店「リトルストーン」を出店。美容師の悩みや仕事術、接客や商品に対してブログで紹介しています。

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