美容師になり18年。会社をやめて自分でお店をやることになりました。
会社を辞める時はなかなか言いにくいものですよね。
しかもいつ伝えたら良いのかもわからない。
そんな時の対処方法や会社を辞めるタイミングはいつなのか
会社を辞める時の理由はなんて言ったらいいのかなどについてお話していこうと思います。
会社をやめたい時の理由はどうしたらいい?
会社をやめたい時は素直に
「会社をやめたいのでやめます」でOK。
何も小難しい理由などを延べなくてもいいんです。
それに美容師でしたら独立も視野に入れている人も少なくありません。
「もっと高みを目指したいから」
そんな理由でいいと思います。
理由が出てこない時はまだ会社を辞める勇気や、次の行動への不安がある時だと思います。
決まっていない時は理由が出てこない
独立をしたいのか、それともフリーランスになって自由にやりたいのか。
僕は自分の中ではっきりと決まっていない時が一番決められませんでした。
それに独立してもちゃんと毎月決まった金額を稼ぐことができるのだろうか?と言う不安も。
不安を取り除く方法
実際に仕組みを作ってからそれが稼働するのかを雇われているうちに実験して検証をするのです。
そうすると自分が計画してみて実際に動いたもの。それが毎月どれくらいの結果を生み出すのかをちゃんと知ることが大切になってきます。
それからは安定して結果を残すことができるようになったのです。
決まったら周囲の人に話してみる
独立やフリーランスの方向性が決まったら次は周りの誰かに話してみましょう。
そうすると意外にたくさんの反応が返ってきます。
頑張ったらいいよ!とか、応援しているよ!なんて優しい声をかけてくれる人もいます。
なぜならあなたが辞めてしまうと困るからです。
スタッフが一人いなくなるとかなりダメージは大きいもの。
それに直属の上司は上から叩かれるのです。
人が辞める理由
人が辞める時はそのお店に問題があると思われがちですが、実はそうではなく会社のビジネスモデルに問題がある時もあります。
サラリーマンや組織に従属していると
- 誰かの力を借りないとできない仕事が多い
- 上下関係がしっかりしていないと仕事ができなくなる
こういった図式のところはビジネスモデル全体がチームで運営しないとできない構造になっているからです。
個人は組織やチームでのビジネスモデルに依存することで対価をえられます。
このようなモデルは人間関係さえうまくいくことができればそこまで人が辞めることはありません。
逆に美容師であれば
そうなると自分でも一人ビジネスができてしまい、チームでいることよりも
一人でビジネスをすることが楽になってきます。
組織やチームにいる理由がなくなってしまうことで
煩わしい人間関係に惑わされるより、自分で開拓したビジネスで惑わされずに突き進んだ方がいいですよね。
少し話はそれましたが独立したいとかフリーになりたいと言うと否定されることがあります。
次はそんな時の対処方法についてまとまてみました。
否定された時の対処方法
「独立するので会社をやめたい」というと大体は否定されたりすることもあります。
そんな時は「独立したいんで」の一点張りでOK
そんな事をいうと
なんて言われることもあると思います。
実際に僕も業務委託でやらないか?という話をされたこともありました。
しかも経営は難しいからやめた方がいい。なんていわれることも。
多分心配してくれているのかもしれませんが、僕は経験を奪われるほど辛いものはないのでお断りしました。
否定する人たちはどんな人?
実際に否定してくる人は
- 美容室の経営者
- 美容の経営をやったことがない人
- 元いた会社の人
このような方々があなたの行動に色々と言ってきます。
でもここでいら立ってはいけません。
実は心配されている証拠なので、ありがたいことだと思って受け止めておきましょう。
では行動を止めたがる人たちはどんな心理状況なのかについて分析してみましょう。
美容室の経営者
実際に成功している経営者だと否定してくる人は少ないかもしれません。
「どんどんやってみたらいいよ!」とか、アドバイスをくれる人もいたりします。
こう言った人たちは神様のような存在に見えると思いますが
(自己責任でね)という言葉が含まれていることを忘れてはいけません。
それに業務委託を進めてくる人もいます。
美容室の経営は難しいかもしれませんが、私たちの経験まで奪う権利はないでしょう。
次は経営をやったことがなく止めてくる人はどんな心理なのかについて考察です。
美容の経営をやったことがない人
こう言った方はは多分本当に心配している人なのでしょう。
お金はどうするの!?お客さんは!?なんて感じで心配してくれます。
主に家族がこのような対応をしてくることが多かったです。
身内や兄弟ならではのグサリと刺さる言葉です。
他の事業をやっている経営者の人であれば美容師との共通点などもあるかもしれません。
参考程度にして、いいと思ったところを真似する程度にしておきましょう。
真似したことが自分のお店に合うかどうかは自分で試すしかありません。
結果的に全部自分の責任でやらなければならないのです。
責任感が出てきてとても楽しいですね。
次は元いた会社の人です。
元いた会社の人
単純に羨ましがって止める人も多いでしょう。
他人が挑戦しているところをみると、ちゃちゃを入れたくなるのが人間です。(笑)
お酒をやめよう!と言ってる人がいるとお酒を進めたくなるのと同じ。
それかこんな人
もともと自分も独立したいという願望があった
でも会社で働いていくうちに1から事業を始めることが面倒になってしまった
今の地位やお給料で普通に生活ができているなら問題ないか、と考えて独立を諦めてしまった人。
そしてあるひ、後輩が会社をやめて独立するという話を聞いた。
それを認めてしまうと自分が正解だと思ってきた会社員生活を否定されることに。
なので全力で止めにかかってくるわけです。
「俺は間違っていない!」と言う感じです。
それはもう独立に親を○されたかのような勢いです。
色々と挑戦することは全然悪い事ではないと思います。
どのくらい前に言ったらいいのか?
特に就業規則などがない時は2週間前には言わなければならないそうです。
会社を辞める時はその会社が規定している就業規則に添わなければなりませんが
とくになければ法律では2週間のようです。
会社が認めたら即日退社もOKみたい。(おどろき)
お客様や仕事の引き継ぎなどもあると思うので最低でも1ヶ月は欲しいところ。
美容師ならお客様の周期も考えると3ヶ月は欲しいところですよね。
自分が辞める時は2年前から
僕が会社を辞める時どのくらい前から言ったのかというと2年も前から。
当時働いていた上司に辞める旨を伝えると、なぜか「自分の働き方も変えなければなりませんね」なんて言われました。(謎)
ちょっとよくわからなかったのですが、多分止めたかったのでしょう。
それから辞める話をすると新店舗の設立を任せたいという話に。
僕は任せてもらえるなら頑張ろう!ということで新店舗の設立を任せて貰えたのですが
そこに気づくのが遅かったので2年とかかってしまいましたが、どうしてやめたいのか、やめた後にはどのようなことが待っているのか判断基準を明確にしなければなりません。
辞める時の判断基準
会社を辞める時の判断基準としてもっとも有効なのが
毎日自分に問うことで僕はとても病みました(笑)
そのここでお勧めなのは理想はどのような状態なのか、どうしたら自分は満足できるのかということです。
それに今いる会社で働く理由が見つからなければ判断は一瞬でしましょう。
ここまで悩んで考ることができたあなたはどんな課題もちゃんと悩んで解決することができるので
最後に
今回は会社を辞める時の理由や伝え方。それに否定してくる人の対処方法なども紹介してみました。
辞める時は色々な人が止めにかかってきますが、それは愛されている証拠でもあるのです。
2年前の僕は理想ややりたい事をたくさん書き出していたのですが、行動が遅かった。
もっと早く独立をしていたら2年間無駄にせずにすみました。
皆さんにはそんな経験はしてほしくないな!と思ったので記事にしました。
1秒でも無駄にする事なく、前に進み続ける事で未来は開けてきます。
今回の記事のポイントをまとめてみると
- 辞める理由は「やめたいから」でOK
- 止めてくる人はちゃんと受け止めて真摯に対応しよう!
- 辞めると言うタイミングは早ければ早いほど良い!
- 特に就業規則がなければ法律は2週間。美容師であれば3ヶ月は欲しいところ。
- 辞める判断の基準は「今日やることは本当にやりたいことなのか?」を毎朝自分に問い続ける。
辞めたいけどいつ伝えたら良いのかわからない、どんな理由がいいのかわからない時は参考にしてみてくださいね。
今回は以上です。