まちなかを歩いていると髪が長くてツヤツヤの髪の毛の人が歩いていて「すごいきれいだな〜」なんて憧れてしまいますよね。前から見てもとっても美人なんだろうな〜と想像してしまいます。
でも自分は生まれつき髪のクセがありチリチリしていて、ツヤのあるロングヘアーにはなれないんだろうか?なんて諦めていませんか?
くせ毛を改善してツヤツヤのストレートヘアになったらどんなにいいだろうか、と思ったりしますよね。そうなったらなんだか自分にも自信が持てそうです。
今回はそんなあなたにチリチリな髪をツヤツヤに改善する方法を紹介していきます。
髪の毛の改善方法と生態を知って、今日からあなたもツヤツヤになっちゃいましょう!
髪の毛の改善方法
「髪の毛をしっかりケアしているのですが、全然よくなりません、なんででしょう?」という質問を多くいただくことがあります。実はケアの方法や使っているアイテムが髪質に合っていないことがあります。
よく聞いてみると髪の毛がパサつくと感じているのに、パサつきをおさえる成分が配合されていないシャンプーを使っていたりします。
ここでの問題点は髪の毛がパサついてしまう事で
- 髪の毛の状態を正確に診断できていない
- 髪質に合っていないアイテムを使っている
この2つのことが原因のようです。症状に合ったアイテムの選択ができていないと、結果が思い通りにならないことが多いです。
実際にあった例
例として一つ実際にあったことを紹介しておきます。お客様は髪の毛のパサパサが気になるので市販のオイル系のトリートメントを使っていました。ですが全然パサパサが収まらないとお悩みでした。
よく聞いてみるとそのお客様は、生まれつきチリチリのくせ毛でパサついていたのをダメージだと思ってダメージヘア用のオイルを使ってたんです。これは間違った対象方法なので結果的にベトベトになってしまい、髪質が思い通りにならないという結果を招いてしまっていました。
パサパサにも種類が合って、ダメージによるものと生まれつきのクセによるものがあります。クセによるパサつきにダメージケア用のオイルなどを使っても効果はありません。くせにはくせ用のトリートメントを使わないと効果が半減してしまいます。
くせ毛でパサつく原因として乾かし方にも原因がありそうなので見ていきましょう。
お風呂上がりに乾かす
くせ毛でパサパサしてしまう原因として、お風呂上がりの乾かし方にも問題がありそうです。お風呂から上がってすぐに乾すことがポイントです。
自然乾燥をする人もいると思いますが、カラー1回するのと同じぐらいのダメージがありそうですね。
乾かし方も下から上に風を当てるのではなく、上から下に風邪を当てる方がいいですね。キューティクルは髪の毛の頭頂部から下方向に重なっています。なので下から風を当てるとキューティクルはめくれ上がってしまうような形になります。
逆にキューティクルに沿って上から下に乾かすとツヤが出てまとまりのある髪になります。同時に温風で乾かして冷風で最後に冷やすとキューティクルが引き締まり、ツヤツヤがさらにアップします。
髪の毛をいたわる
髪の毛は洗って乾かすだけではなく、肌のように保湿などもしていますか?髪の毛は保湿すると水分の重さでくせ毛もおさまってきます。この、保湿のトリートメントは洗い流すタイプのトリートメントと洗い流さないトリートメントになります。
洗い流すトリートメントはお風呂場で、洗い流さないトリートメントはお風呂から上がってつけていきます。このトリートメントにはクリームタイプ、ミストタイプ、ムースタイプ、オイルタイプなど、色々種類があります。
形状は色々ありますが、基本的に入っている成分は同じなのでどれを使っても大丈夫です。一つだけ選ぶ基準として持っておきたいのは髪質に合うかどうかです。髪質に合っていなければせっかくのトリートメントの効果も半減してしまいそうです。
チリチリな髪の毛をツヤツヤにするためには気をつけて使っていきたいですね。
髪の毛に使うアイテムを揃える
実は髪の毛に使うアイテムというのはそんなに多くありません。使うものは
- シャンプー
- トリートメント
- 洗い流すトリートメント
- 洗い流さないトリートメント
この4種類があれば劇的に髪の毛の状態は改善されるはずです。これは美容室によって扱うモノが違うのでなんとも言えません。もしかしたら美容室によっては自分の髪に合わない商品を取り扱っている事もあるからです。
ですが、美容師さんがおすすめするトリートメントは高いものが多いですよね。ですがそれだけ髪の毛のことを考えているので必然的に金額は普通のものより高額になってきます。
次は髪の毛はなぜチリチリになってしまうのか見ていきましょう。
くせ毛の生態
くせ毛の構造は知っていましたか?これも知らない人が大半なのかもしれませんが、くせ毛の原因は主に3つに分けられます
- 髪の毛の断面が楕円形になっている
- 髪の毛を縛った後についてしまうくせ
- ダメージで乾燥して出てしまうくせ毛
まずは髪の毛のくせ毛ですが、実は生まれた時からくせ毛になるのは決まっているようです。くせ毛は毛根の少し上、毛包と呼ばれるところからくせ毛ははじまっています。
この毛包の形状が楕円形だと将来的には癖がかなるりある状態になってしまいます。それと髪の毛のコルテックスと呼ばれるタンパク質があります。そのタンパク質が偏ってしまうためにくせ毛が出てきます。
画像にもあるように髪の毛の中には
- パラコルテックス
- 水分吸収性が低く湿気でも膨張しにくい
- オルソコルテックス
- 水分吸収性が高く湿気で膨張しやすい
この2つのタンパク質が存在しています。2つのタンパク質が偏って存在しているとくせ毛になり、均一に散らばっていると直毛になるようです。
それに髪の毛の症状でいうと生まれつきくせ毛になってしまう乏毛症、無毛症や多毛症、脱毛症など様々な症状があるので皮膚科に相談するのも手段として考えておくといいと思います。
今は髪の毛の研究が進んでいて、薬の開発が進んでいるそうですね。新しい薬の登場に期待しましたいですね。
くせ毛は治らないのか?
くせ毛の根本的な原因を直すのはできませんが、チリチリなくせ毛をなるべくツヤツヤにすることはできます。髪の毛のツヤはキューティクルをツヤツヤにすると出るのでくせ毛の方でもツヤは出ます。
しかもうねりや縮れはストレートパーマでまっすぐにのばしたり、カールのパーマでごまかしたりすることはできます。
くせ毛だから何も出来ないと諦める前に美容師に相談するのもいいと思います。
まとめ
今回はチリチリしたり、うねりのあるくせ毛についての髪質の改善方法を書きました。意外に知らないこともありますよね。それと家にいるとついつい忘れてしまいがち。家でのケアが一番大切になってくるので気をつけていきましょう。
まとめると
- 髪の毛の問題を正確に判断する
- 髪質に合ったアイテムを使う
- お風呂上がりに乾かす(上から下に向かって乾かす)
- お風呂上がりはすぐに乾かす
- 髪の毛をツヤツヤにケアするアイテムをしっかりもつ
髪の毛のクセは生まれつきなのか?ということについては
- くせ毛は生まれつき出てくるものもある
- クセをまっすぐにしたり、パーマでクセを逆に生かしたりすることはできる
髪の毛の悩みはつきませんよね。僕も髪の毛のボリュームがなくなってきたのでいつもパーマをかけるのですが、パーマをうまくかけてくれる人ってそんなにいないんですよね。
長く通うとわかってもらえそうなのですが、僕はそんなに同じ美容室に長く通うこともないので思い通りにならないことの方が多いです。
クセ毛は生かしたりすることができるので美容師に相談するのも手だと思いますよ。ぜひ参考にしてみてください。