アディクシー 3トーン色落ちの状態!アメジストとパープルガーネットの違いとは

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自宅で髪を染めようとすると、なぜかアマゾンなどで美容室専売品が販売されていて、これなら自分でも染められるんじゃないかと思ったりする人もいるのではないでしょうか。

そして髪を染めたいと思った時、やはりシルバーなどの綺麗な外人風の色にしたい。調べてみると、ブリーチをして紫を入れるとシルバーに近い色になると言う事がわかり、どんな商品がいいのかと調べると、アディクシーという染料がよいと言う事がわかった。

それなら自分で染めてみようと思ったが紫系でもアメジストとパープルガーネットと言うものがあり、似ているがどんな違いがあるのかわからない。実際に染めた写真などをみたいと言うこともあると思います。

今回はそんな人のためにアディクシー3トーンの色落ちとアメジスト、パープルガーネットの違いについて解説していきたいと思います。

目次

アディクシーとは?

アディクシーとはミルボンという美容のメーカーから販売されているヘアカラー剤です。今はアマゾンなどでも販売されていて誰でも手に入る状態になっています。

知識と行動力がある美容マニアの人なら自分でやりそうですし、使ってみると意外に自分でもできる事が判明します。でもシルバーなどで染めても色が発色しない。なぜなのか?と思うこともあるでしょう。

アディクシーは普通のカラー剤と違って、色の鮮やかさが出てくれるのと、髪の赤味を消してくれます。アッシュ系で染める人は髪がオレンジ色や赤くなるのを嫌います。アディクシーはそんな赤味を抑えて、綺麗なアッシュ系の色が出やすい特徴があります。

昔はこのようなアッシュ系がきれいに出るカラーがあまりなかったので、外人風にする時にはかなり薬剤の配合が難しかったのです。でもアディクシーを使うと、単色で綺麗な色になります。

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アディクシー3トーンとは?

アディクシーカラーにはチャートと言ってカラーの色が染まったらこんな色になりますよ〜というものがあります。これはどんなヘアカラーにもあり、よくドラッグストアでみるヘアカラーの薬剤が置いてあるところの髪のサンプルのようなものです。

このように明るさ別に色どのように染まるのかのサンプルです

アディクシーのチャートには

  • 3トーン
  • 5トーン
  • 7トーン
  • 9トーン
  • 13トーン

このように5種類の番号があり、数字が大きくなるほど色が明るくなります。3トーンとはこのチャートの中の一番暗い色ということになります。

アディクシーアメジストで染めた感じ

この3トーンのアディクシーアメジストとパープルガーネットと言う色を使って染めた感じをそれぞれ紹介していきましょう。

アディクシー3トーンのアメジストで染めた感じは以下の通り、きれいなグレー系の色になります。アメジストは赤味がすくないので金髪に染めると、紫と言うよりグレーになります。

グレーのような感じできれいに染まっています

アディクシーの色は抜けやすいので、長く持たせたい時はアメジストの3トーンで染めることもあります。最初は暗いけど時間が経つにつれ徐々に色が抜けて明るくなってくる。もともと紫が少し入っているので、黄色を消してくれて綺麗なグレー系の色になります。

最初はかなり暗いので、黒染めなんじゃないかと思うほどですが、徐々に抜けてきます。色が抜けるのを楽しむと言う感じですね。

アディクシーパープルガーネットで染めた感じ

アディクシーパープルガーネットはアメジストより、少し紫とピンク味が強い印象です。ブリーチした髪に染めると綺麗な紫色になります。

パープルガーネットで染まる前の状態

染める前は少し明るく茶色くなっています

 

パープルガーネットで染めたあとの状態

染めあとはグレーのような紫のような感じが出てます。

ブリーチすると綺麗に入る色ですが、黒髪だとそこまで色は入りません。黒髪に入れると少し茶色くなるか暗くなるでしょう。

写真の女性は以前パープルガーネットで染めてから2ヶ月ほど経過している状態です。茶色く色が抜けているのがわかるでしょうか。

そしてこちらも暗くしたい時に使ったのですが、茶色い髪に使うと最初は少し黒く見えます。

パープルガーネットで染める前の状態

染める前はかなり明るくなっていました

パープルガーネットに染めた後の状態

3トーンのパープルガーネットはかなり濃いめに染まります

茶色の髪に染めるとパープルガーネットはとても暗くなります。金髪くらいの明るさの方がきれいに色が出てくれそうですね。

パープルガーネットは何回かヘアカラーをしている人におすすめです。アッシュ系で染めていて、色が抜けてきたら黄色くなってきた。それに色が抜けるのが早いので、少しでも長持ちさせたい人にオススメ。

最初は色が暗く見えますが、徐々に抜けていき、綺麗なグレージュになります。

色持ちと色落ちはどんな感じになるのか?

色持ち期間は大体2〜3週間くらい。シャンプーをするたびに色が落ちてきますので、どんどん明るくなってきます。

色落ちするとパープルガーネットとアメジストは黄色くなってしまいます。色落ち過程は紫色からグレーになっていき、黄色くなります。

せっかく染めたのになんだかもったいないですよね。これはデニムなども同じように洗うたびに色落ちしてきますよね。それと同じでカラーも洗うたびに徐々に明るくなっていくものなのです。

頭を洗わないで1ヶ月放置すると言うのは現実的ではないですし、匂いも凄そうですよね。なのでヘアカラーを長持ちさせる方法も紹介していきたいと思います。

ヘアカラーが長持ちする髪のお手入れ方法

3トーンで染めたアディクシーのパープルガーネットやアメジストの色落ちさせない方法として、染めた後1日くらいはシャンプーを我慢しましょう。1日くらい洗わなくても不潔にはならないので大丈夫。染めたあとスタイリング剤をつけてしまった時はお湯で少しすすぐ程度で大丈夫でしょう。

それに濡れたままで髪を放置すると色が出てきてしまいます。お風呂から上がったらすぐにタオルで優しく拭き取って、ドレイヤーで乾かすとよいです。髪が濡れたまま寝てしまうとカラー一回するぐらいはダメージしてしまいますので要注意。

乾かしたあとは髪を保護するために洗い流さないトリートメントを使うと良いです。洗い流さないトリートメントは髪の表面に付着してくれて、キューティクルのかわりになってくれます。

洗い流さないトリートメントは色々あるのですが、初心者であればまずはドラッグストアーなどで比較的安いものから初めてもよいです。選ぶならオイル系のものを選ぶと保湿&保護してくれるのでカラーを長持ちさせてくれます。

いやいや自分はもっと髪を大切にしたい、ダメージさせたくないという人は少し価格が高めのものを使っても良いと思います。いいものは美容室においてあるので商品を買いに行くだけで行っても良いと思います。

そして一番効果のあるのはシャンプーとトリートメントを良いものに変えると言う事です。良いものと言ってもアバウトなのですが、具体的に言うと「カラー専用トリートメント」と書かれているものやアミノ酸系のシャンプーを使うと良いと思います。

お手入れ方法は簡単で、シャンプーで洗った後は

  1. シャンプーブラシで泡をとかすようにする
  2. シャンプーを流したあとトリートメントをつけてブラッシングする
  3. 流してお風呂から上がったら洗い流さないトリートメントをつけて目の荒いブラシでブラッシング

このようにするとヘアカラーが少し長持ちしてくれますし、髪の毛のツヤも出てきて健康的で清潔感のある印象を出す事ができます。

ヘアカラーが長持ちするシャンプーとトリートメント

ヘアカラーが長持ちするシャンプーとトリートメントとはどんなものかというと、アミノ酸系のものという事を先ほど書きました。ですが最近流行っているノンシリコンのシャンプーはあまりオススメしません。

シリコンは悪いものではなく、悪いシリコンもあるという事です。少し値段が張りますが、価格が高めのシャンプーは良質なシリコンを使用しています。
ヘアカラー後にするシャンプーとトリートメントでおすすめの物というと、ヘマチン配合のものが良いと思います。
ヘマチンという成分はヘアカラー後に髪に残っている「アルカリ」という成分を除去してくれます。
アルカリは髪の毛のキューティクルを開いてしまう作用があります。毎日のシャンプーで徐々に抜けて行ってくれますが、早く除去したい人はヘマチン入りがおすすめ。手触りもやわらかくなり、とてもサラサラな感じになってきます。
おすすめはハホニコのラメイシャンプーです。
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これはヘマチンが配合されていて、アミノ酸系シャンプーなので洗浄力も弱く、ヘアカラーにぴったり。しかもトリートメントもついてくるのでツヤツヤになります。以前使っていた事もあったので、自信を持っておすすめします。

髪をダメージさせないためのアイテムとは?

お風呂上がりには髪をとかすためにブラシを使いますよね。このブラシが引っかかり、髪が切れてしまう原因や痛みの原因になります。

今はブラシも進化していて、濡れている髪でも引っかかりにくいブラシがあります。このように髪の事をいたわってくれるブラシなどを使うと紙にツヤが出てくるでしょう。

それにシャンプー中でもブラシは使えます。よくあるのが、シリコン製の頭を洗うブラシです。世の中のお父さん達は一度は使ったことがあるのではないでしょうか?

ですが、シリコン製の目の荒いブラシは頭皮の毛穴に届かないので、油が残ってしまいます。なので目の細かいブラシを使った方が良いでしょう。

おすすめはこちらのブラシ。使ってみたのですが、いつも引っかかる髪につかうと不思議なほど引っかかりません。

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中が二重のブラシの構造になっていて、短い毛と長い毛のブラシが混在しています。これがなかなかいい感じでスルッと髪が解けていくのです。

それにシャンプー中にもブラシを使うとよいのですが頭ん匂いを除去してくれるブラシもあります。

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こちらはブラシにからまった髪がとれるので、いつでも清潔な状態で使えます。自分もつかっているのですが、ブラシが当たった感じも柔らかく、頭皮の匂いも気になりません。お年頃の娘がいる家庭ではおとうさんの枕の匂いが気になると思いますが、これで防げると思います。

ヘアカラーが落ちない洗い方

ヘアカラーを染めたあとはあまり落ちないようにしたいですよね。ヘアカラーで染めたあとの髪は水につけると少し色が滲んで出てきてしまいます。そういった細かいことを考えて髪の洗い方を紹介していきましょう。

まとめてみると

  • その日にシャンプーをしない
  • シャンプーは頭皮をメインに洗う
  • 専用のカラーシャンプーを使う
  • 乾いた髪には洗い流さないトリートメント
  • 毎日しっかり乾かす。

当たり前のことを積み重ねると髪は当然生き生きしてくるものです。髪をいたわってツヤツヤで健康的な髪を保ちましょう。

色が落ちた時の対処方法

髪を染めたあと、色が1週間で落ちてしまったという経験はありませんか?それにはいろいろな原因があるのですが、いろが落ちる原因は、色が落ちやすい色で染めた。それか、洗浄力の強いシャンプーで洗った。

そんなことが原因ですが、そんな時はどうしたら良いかというと

  • カラーシャンプーで洗う
  • 美容室に行く

カラーシャンプーというものを知っておくと色が明るくなってきたなという時につかえるのでカラーが持続してくれます。それにすぐに色が抜けてしまった場合は美容室でなんらかのミスや失敗のような事もありそうです。そんな時は遠慮なく美容室に相談しましょう。

オススメのカラーシャンプーはこちら

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以前使ってみたのですが、1回で色が入るということはありません。1週間くらい使って色が変わってきたなと分かるくらいのものです。80ミリだとかなり少なく、ロングの人だと1週間で使い切ってしまうような量です。

なのでもっと持たせたいという人はまとめて買ってもよいかもしれません。大きさはどのくらいかというと、僕の掌に入るサイズです。

7回使ったら終わっちゃいそうな量です

1回だけ使った事があったのですが、すこーし暗くなったかな?というくらいです。比べてみるとわかるのですが、シャンプー後とシャンプー前ではこのくらい違います。

カラーシャンプーを使う前の状態

使う前は黄色っぽさが全体にでています

カラーシャンプー使用後

使ったあとは少しグリーンがかったようなアッシュのような感じになりました。

比べてみると少しだけ色が変わっているのがわかります。これはシャンプーに含まれるヘアカラーの色素が髪に入ったためです。シャンプーの色はかなり真っ黒でイカ墨のようなかんじです。

手にもつくのかな?と思ったのですが、意外に手にはつきませんでした。シャンプーボウルのなかの白い部分も黒くならずに水で流すときれいに流れてくれました。

スロウカラーシャンプーを使った時の状態はどんな感じなのかも動画で紹介していますので参考にしてみてください。

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まとめ

今回はアディクシー3トーン色落ちの状態とアメジストとパープルガーネットの違いについて調べてみました。アディクシーはきれいに染まってくれる色ですが、色落ちが早い。なのでアディクシー3トーンで染めて色を持たせる人が多いので色落ちの状態も解説してみました。

アメジストは黄色を抑えてくれる紫で、パープルガーネットは少し紫の強い色です。どちらもアッシュ系に染めてから使うときれいに黄色味を消してくれるのでおすすめ。美容室によっては使っていないところもありますので、事前に確認するとよさそうです。

まとめてみると

  • アディクシー 3トーンはかなり暗いヘアカラー
  • 色を持たせたい時につかったりする
  • アメジストとパープルガーネットはアッシュ系で染めたあとに使うときれいになる
  • 紫系の色は黄色味を抑えてグレーになるので使い方には注意が必要

ヘアカラーのチャートを見てそのまま染めても意味はありません。黒髪にアメジストやパープルガーネットを染めても茶色になるだけです。何度か明るめのアッシュ系でヘアカラーをしてからつかうと良いと思います。

ヘアカラーは色の選定が難しいので、美容師に聞いてみたりするのが一番早いのかもしれませんね。

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この記事を書いた人

美容師歴18年札幌市内8店舗を経験。2021年5月から独立し自身の店「リトルストーン」を出店。美容師の悩みや仕事術、接客や商品に対してブログで紹介しています。

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