ブリーチで髪の毛が溶ける?どのくらいで髪はちぎれるのか検証してみた

ヘアカラーの知識

ブリーチをして髪の毛が溶けてしまったという人がTwitterで上がっていました、ブリーチで髪が溶けるのは本当なのか?意外に知らない危険な美容室の薬剤を紹介していきたいと思います。

美容室で使われている薬剤は危険なものが多く、ブリーチなどもその中に入ります。しかしブリーチは普通のカラー材と混ぜて使うことで力を弱めたり、強めたりすることができます。

力を弱めたりして髪の状態に合わせ、薬剤を選定するのが美容師の役目。でもブリーチは漂白洗剤などに使われているようなもの。もしかして髪を溶かしてしまうのか?と思ったことはありませんか?

ブリーチを色々な使い方をしてみると髪はどうなるのか?どのくらいで髪はちぎれてしまうのか?検証してみましたのでご覧ください。

髪の毛をブリーチするとどのくらいで溶けるのか?

ブリーチはどのくらい強くすると髪が溶けるのか?気になりますよね。髪が溶けてしまうという事はかなりの大事故。ブリーチをつけている時間が長かったのか?なぜそうなったのか?検証していきたいと思います。

髪を染めるブリーチ剤は市販でもありますが、実際に使うと結構危険なので取り扱いには注意しましょう。ブリーチをどうやって使うと髪が溶けるのか?早速実験してみます。

ブリーチの強さを変えて放置してみる

ここではやってはいけないブリーチの使い方をします。実際にお店で使うやり方ではありませんので注意してください。
ヘアカラーは1剤と2剤に別れていて、それを混ぜる事で化学反応を起こし、髪を染める事ができます。ブリーチ剤も同じで、1剤と2剤を混ぜていきます。
1剤と2剤を混ぜる事によってブリーチは化学反応を起こし、髪の毛の中のメラニンを破壊していきます。今回は違いを見比べられるように、3種類の薬剤を作りました。どんな薬剤を作ったのか、1番と2番と3番に分けてみました。
  1. 一般的に使う普通の配合のブリーチ(ブリーチ単品)
  2. 特殊な配合をしたブリーチ(ブリーチを強くしたもの)
  3. 普通のヘアカラーと混ぜたブリーチ(ブリーチを弱くしたもの)

今回はどのくらいで髪が溶けてしまうのか実験してみたいので、この3種類を30分間アルミホイルに包んで放置してみます。通常は20分から25分ですが今回は実験のために通常よりも5分長く放置します。

いつもブリーチを使うときは1番と3番の混ぜ方で使っています。2番の使い方は特殊で、コンテストなどで人形を染める時に使います。なので、かなり強くなっているんですね。

左から順に普通のブリーチ、危険な配合のブリーチ、ヘアカラーと混ぜたブリーチです。

早速アルミホイルに髪を乗せてブリーチを上から塗ります。そうすると少しブリーチが膨らんできたではありませんか。ブリーチを強くしたものは化学反応で熱くなって膨らんできます。まるで僕の期待とともに膨らんでいるようです!

しかし、これは僕の期待と一緒に膨らんだのではなく、ブリーチの化学反応です。どんな髪に使っても同じ反応が起こります。

ブリーチを上から塗って、ホイルを閉じておきます。

強くしたブリーチだけは触ってみると少しだけ温かく感じます。

これならなんだか湯たんぽ代わりに使えそうですね。ですが、いくら寒いからといってブリーチを湯たんぽやカイロ代わりにしてしまうと、沸騰するくらい熱くなるので注意が必要です。

ポケットに入れておくと火傷をしてしまった!なんて事にもなりそうです。(そんな人はいないか…)

どのくらいの時間で溶けるのか?それとも髪が切れてしまうのか?時間を30分ほどおいて様子をみてみましょう。

30分後はどうなっているのか?

時間が経ちましたので一つずつ開いてみましょう。

中の髪の毛が明るくなっています。

かなり髪が金色に輝いているのがわかりますね。まるで黄金の糸のように輝いています。これは髪の毛の中のメラニンという色素が破壊されて色が明るくなっているためです。

美容室のサロンワークの中では、このくらいの色になってくるとブリーチを洗い流します。これ以上放置しても傷むだけで意味がないからです。先ほど作っておいた3つのものを詳しく説明していきます。

普通のブリーチで染めた髪

通常の配合のブリーチで染めた髪

普通のブリーチで染めた髪は特に溶けている様子もなく明るくなっています。通常30分くらいの放置時間だと少し痛んでパサパサ になります。これはいつも美容室でやるくらいのブリーチの強さですね、このくらいだとダメージはしますが溶けたりなどの問題はなさそうです。

ヘアカラーと混ぜたブリーチで染めた髪

普通のブリーチに比べるとこちらはそこまで明るくなっていません

こちらはブリーチを弱くしていますので、普通のブリーチよりは明るくはなりません。この配合は痛んでいる髪の方や、黒染めを明るくする時に使います。

ブリーチが弱くなるのでダメージもそこまで強くなく、マイルドライトナーなどと言ったりします。

特殊な配合で染めた髪

こちらが特殊な配合で染めた髪です

特殊な配合で染めたこちらの髪の毛は中を見てみるとかなり明るいですね。髪の毛の中のメラニン色素が抜けてしまっているのがわかります。こうなってくるとダメージは相当なものになります。

痛んでぶちぶちと切れたり溶けたりしてくるのでかなり危険な状態です。

3つとも違う感じで色が抜けているのですが少しわかりにくいですよね。まだ30分だと髪は溶けないようなのでもう少し時間を置いてみましょう。

溶けるまで置いてみた。

今回は仕事が終わってから一人で実験をしていました。アルミホイルにブリーチと髪を入れて袋にしまい、家にこっそり持ち帰る。(別にこっそりしなくてもいいのですが)ブログを書きながら写真を撮り、少しづつブログを完成させていく。たまらなく楽しい気分です。

家に帰ってもなかなか髪が溶けないので朝になるまで放置してみることにしました。テーブルにはひっそりとアルミに包まれた髪が、ブリーチに溶かされながら一晩過ごしています。こんな仕打ちをうけるとは思っていなかった髪はどんな気持ちなのでしょうか。

それはさておき、丸一日置いてみましたがどうなっていたと思いますか?早速見てみましょう。

ヘアカラーと混ぜたブリーチです

ヘアカラーと混ぜたブリーチは溶けていませんでしたが、髪がゴムのように伸びたりしていました。伸ばしてみると少し張りが残っていてビヨ〜ンとなります。伸びた後はヨレヨレな感じになりました。

薬剤が弱いのでこのくらいなのかもしれません。次に普通のブリーチをみていきましょう。

普通の配合で混ぜたでブリーチです

ブリーチを普通に混ぜたものを髪につけて12時間おいたものです。触ってみるとヌルヌルとして繊維状のものが残っているような状態です。引っ張ってみると少し切れやすくなっています。ぶちぶちとまではいきませんが、こちらもゴムのように伸びています。

あまり髪は溶けないんでしょうか?最後に特殊なブリーチの配合でまぜた髪を触ってみましょう。どんな感じになっているのか楽しみですね!

特殊な配合のブリーチです

指で伸ばしてみるとかなり柔らかくなっています。「溶けた」というより「柔らかくなった」という感じですね。伸ばしてみるとプチッと切れて柔らかい感じになっています。

ここまでくると髪としての役割を果たせず、ぶちぶちと切れていきます。ですが期待していた「溶ける」状態にまではなりませんでした。実はブリーチでは髪が溶けるのではなく、髪が切れてブリーチ剤と混ざって「溶けてしまった」ように感じるだけなのかもしれません。

特殊な配合のブリーチのように強いブリーチを混ぜて髪を染めると、傷んで切れて、くしで梳かすとくっついてきて溶けたようになるのかもしれません。このようになると髪はアミノ結合というタンパク質の結合が切れている状態で、元には戻りません。

このアミノ結合が切れてしまうと引っ張ってもすぐに髪が切れてしまいます。髪が液体のように溶けるのではなく、繊維状には残っているけど「すぐに切れやすくなってしまう」状態になるようですね。

髪をブリーチしたらちぎれるのか?

髪は溶けるのではなく、切れやすくなったのはわかりましたが、「ちぎれる」という表現をする方もいらっしゃいます。髪をブリーチするとちぎれてしまうのか?も一緒に検証してみます。

丸一日おいたブリーチの髪はかなり痛んで指で触るとぶちぶちと切れてしまう状態になっていました。

傷んでいるところの髪を30分以上放置していると切れ易くなってしまいます。こうなるともう髪は元には戻りません。トリートメントをしても全然効果はなく、ぶちぶちに切れてどんどん短くなっていきます。

この切れて、ボロボロになった状態が「ちぎれる」という表現になるようですね。ブリーチをすると髪は切れやすくなり、ゴムのように伸びるのでちぎれたようになるのもわかります。

毛先の手触りも悪いですし、濡れている状態からドライヤーで乾かしても毛先の痛んでいるところはなかなか乾かない状態です。

乾いてもチリチリになって、クシャクシャの髪になります。チリチリパーマをかけたような感じになり、とても綺麗な状態ではありません。

ブリーチやヘアカラーをトリートメントなしでやってしまうと、このように溶けたようになったり、ぶちぶちと切れたりしてしまうので、明るい髪にしたい時やブリーチを繰り返してやる時は十分に髪の毛をいたわってあげる必要がありそうですね。

まとめ

今回は髪をどのくらいブリーチすると溶けるのか?検証してみました。ブリーチは美容室でもかなり危険で難しい部類の薬剤です。使うときは色がどんな風に出るのか計算しながら使っていきます。

傷んでしまった髪はぶちぶちと切れてしまい、元には戻らない状態になります。こうならないようにブリーチ専用のトリートメントを使い、髪が切れないようにブリーチをします。

それでも髪は傷みます。トリートメントをしても「最小限にダメージを少なくするだけ」と言えるでしょう。髪はとてもデリケートなので、明るくする時は十分にいたわってあげないといけません。それに家でもシャンプーやトリートメントをちゃんとしてあげないといけないのです。それでは今回の実験を少しまとめてみると。

  • 髪をブリーチに放置しすぎると溶けてしまう(ように感じる)
  • 傷んでしまった髪はぶちぶちと切れてしまう
  • 溶けてしまうように感じるが、繊維状には残る

このように髪は放置しすぎると傷んで切れてしまうので、ブリーチをする時は専用のトリートメントを使うといいと思います。

専用のトリートメントをするとブリーチをしても簡単には切れない状態が作れるのでおすすめです。これは美容室でしか扱っていませんので、美容師に相談してブリーチをしても傷みにくいトリートメントを使ってもらうか、ブリーチをしても痛まないようなトリートメントを扱っている美容室を探しましょう。

それでもダメージしすぎると専用のトリートメントを使ってもダメな時はダメです。一度髪を休めて時間が経ったら再度挑戦するといいと思います。もしブリーチを家でするときは参考にしてみてくださいね!

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