皆様はこんな経験をしたことはありませんか?美容室に行った時、やりたい髪型がわからなくて美容師に伝えるのもどうやって伝えていいかわからない。
ヘアカタログを持って行って「芸能人の写真を出すのが恥ずかしい」などなど!モヤモヤしながら美容室に行ったあの時。「ドキドキして何も伝えられなかった‥」なんて経験ありませんか?
現役美容師である私がお伝えする、美容室に行って自分のイメージを再現してもらう4つの秘訣を紹介。早速頼み方をマスターして素敵なヘアスタイルを叶えちゃいましょう!
髪型からどうなりたいのかを伝える
まずはじめに美容室で頼み方がわからない時はヘアカタログを持って行きましょう。ヘアカタログには顔型別、悩み別、なりたいイメージ別などいろんな切り口で写真が載っているものがあります。
ヘアカタログの中でも一番タイトルが気になったもの3冊を読み漁り、好きなヘアスタイルの候補を上げて行きましょう。一番候補の多いヘアカタログが自分に合った本と言えるでしょう。
WEBのヘアカタログを参考にしよう
最近ではホットペッパーなどでもヘアカタログを出していますし、検索ツールを使って画像検索すればかなり出てきますね。例えば「小顔 ショート 素敵」とかで検索しても沢山のヘアスタイルが出てきます。検索ワードでいうと他には
- ロング 小顔 可愛い
- ロング 小顔 かっこいい
- ロング 小顔 個性的
などでしょうか。色々な検索方法があるので調べて見て自分にあったヘアスタイルを探してみるのもいいと思います。以下はアプリの紹介になります。
ヘアカタログおすすめアプリ
ここでは念のため美容室に行って困らないように髪型がたくさん掲載されているアプリを紹介しておきましょう。美容室に行く前にダウンロードしておくと便利です。
こちらは画像検索アプリです。自分もカットの講習をする時はこちらの画像を参考にして課題を作ったりイメージを沸かせる時にはよく使うアプリです。ヘアスタイルを探す時もとても役にたつと思います。
こちらはヘアスタイルもたくさん載っていますし、その髪型を作っている美容師さんも紹介してくれるアプリです。ランキング別、キーワード別ヘアアレンジまで載っているので困った時にはとても便利なアプリですね。
携帯の写真の画像で十分
一応色々な方法を紹介しましたが、スマホで写真を見せるのがお客様にとっては一番早くて簡単なんだと思います。普通の美容師さんであれば写真を見せてもらったら、大体の髪型は再現できると思うので失敗は少なくなるかと思います。
更に今後はどうしたいのかなどざっくりとイメージしておくと良いでしょう。美容師も今後の提案がしやすいので「伸ばしたい」や「伸びたら切りたい」などなんとなくイメージしておくといいと思います。
好みの芸能人の写真を出してみる
美容室で頼み方がわからない時は芸能人の写真を出してみるのもありと思います。でも皆さん照れてしまうのでどんな芸能人がいいなどは教えてはくれません。
美容師側にとっては芸能人の髪型よりも、雰囲気や女性像をお客様に当てはめて髪型を作るので、好きな芸能人を教えてもらった方が早い場合もあります。
「あんたにこの髪型が似合うわけないだろう」なんてことを言う人はいないと思いますので安心して写真持ってきてくれても大丈夫ですよ。勇気を持ってダメだと思っても新垣結衣になりたい!とか、本田翼になりたい!でも全然OK!
ショートが似合う芸能人
ここからは僕の独断と偏見で長さ別に素敵な芸能人を選んで見ました。ショートへアの似合う芸能人は
- 本田 翼
- 広瀬 すず
- 長澤 まさみ
この方達のショートヘアは一般的な女性の方でも真似しやすいのでとてもオススメです。可愛くて大人っぽい雰囲気を出したい時は本田翼ちゃんを真似してみるのもいいでしょうし、ボーイッシュな雰囲気でも可愛さを残したいのであれば広瀬すずさんのヘアがとてもいいと思います。
女性の魅力たっぷりのショートヘアにしたいのであれば長澤まさみさんの髪型がベストなんじゃないかと思います!
ミディアムが似合う芸能人
ミディアムヘアは誰もがやりやすい髪型ですよね。鎖骨あたりのミディアムヘアはアレンジしやすいしカラーも映えます。とても似合わせ幅の広いスタイルです。そんなミディアムヘアが似合う芸能人はこんな方々じゃないでしょうか?
- トリンドル玲奈
- 有村 架純
- 石原 さとみ
ふわっとワンカールで柔らかそうな雰囲気を醸し出したいならトリンドルさんのヘアを真似て見てもいいでしょう。とてもナチュラルで可愛い雰囲気が出ると思いますよ。
小顔ミディアムなら有村架純さんの顔まわりにレイヤーが入ったミディアムヘアはどうでしょうか?顔まわりにレイヤーを入れることで顔の内側に求心的な線が入り小顔効果が狙えるわけです。
モテモテになりたいのであれば石原さとみさんのヘアを真似して見てもいいと思います。力の入っていない自然なゆるさのパーマとちょうど柔らかそうに見える明るさのヘアカラー。とても男性にはウケがいいと思います。
ロングが似合う芸能人
ロングヘアーが似合う芸能人はとても多いですが、私個人的に素敵だなと思う人を3人ピックアップして見ます!
- 新垣結衣
- 櫻井日奈子
- 北川景子
清楚で可憐な雰囲気のあるロングにしたいときは新垣結衣さんのヘアスタイルを真似て見てもいいでしょう!とても清潔感のある雰囲気が出ると思います。
透明感を出したい時は櫻井日奈子さんの髪型を真似してみるといいでしょう。前髪は眉下、重すぎず軽すぎず、透明感が出る感じで切ってみるといいでしょう。
大人っぽくてクールでかっこいいパーマスタイルをしてみたいのであれば北川景子さんのヘアスタイルがいいでしょう。前髪も少し長めの鼻の頭くらいの長さで毛先にパーマをかけてあげると、クールでかっこいいヘアスタイルになりますよ。
今一番気になっている悩みを伝える
美容室で頼み方がわからない時。芸能人のヘアスタイルも見せたけどそれでも伝わらない時、こんな切り出し方をしてもいいでしょう。今一番気になっている悩みから言ってみるとスムーズにカウンセリングが進む場合があります。
髪型から入ると、どうしても形にこだわってしまいとても時間がかかってしまうデメリットがあります。そんな時は自分の不満からヘアスタイルを探してみるとすぐに解決します。
例えばひごろからバサバサするのが気になるとか、なんだか髪が重たく感じるとか、ツヤがないなどなど…。そんな小さなことから悩みを解決するメニューを選ぶとよいでしょう。
なんだかよくわからないけど、最後に出来上がった髪型をみるとこんな風にしたかった!と思うはずです。
どんな時に気になるのか?
自分の悩みがわかったらどんな時に髪の悩みが気になるのかも覚えておきましょう。髪の毛は気温や湿度によっても状態が変わってきますので、「パサつく」一つにしても、湿度が高くてパサつくのか、乾燥していてパサつくのかによっても美容室でやるメニューの内容が変わって来ますので注意が必要です。以下に分けて説明してみました。
乾燥でパサつきがきになる
乾燥でパサつきが気になる多くの場合は、カラーやパーマの繰り返しによるダメージか、毎日のアイロンでのダメージが原因としてあげられます。
髪の毛のダメージの主な原因は以下の通りです
- カラー、パーマによるダメージ(ケミカルダメージ)
- 摩擦によるダメージ
- 紫外線によるダメージ
- 熱によるダメージ
一番のダメージの原因はカラーやパーマによるダメージです。カラーやパーマは美容師の技術でかなり差が出てしまいますので心配な場合はよりダメージの少ないパーマのメニューに変更することをお勧めいたします。
湿気でパサつきが気になる
乾燥してパサつきが気になるとは逆に、湿度が高いと湿気で髪の毛の癖が出て来てしまい髪の毛の表面に癖が出て来て、パサついて見えてしまうという症状です。
これはくせ毛の方に多い症状ですが、ダメージしていない分、トリートメントでカバーできたり弱いストレートパーマで簡単に抑えることができます。こちらもカウンセリング時に湿度が高い時にパサつきが気になると伝えると美容師がどんなプランでいくのかを考えやすくなります。
ごわつきが気になる
ごわつく=ボリュームがでる&手触りが悪いということかと思います。この場合はシャンプーとトリートメントが髪に合っていないかもしれません。シャンプーの成分でしっとりする成分が多く入っていてべたつき、痛みや癖が髪の毛の手触りを悪くして結果「ごわつく」という結果になることもあります。
このような時は自分の髪質を知らないでシャンプーを使っている場合もありますので、髪質を美容師に診断してもらい自分の髪質に合ったシャンプーやトリートメントを処方してもらう必要があります。
こちらもカウンセリング時に伝えることで美容師があなたに合った施術を決めやすくなります。
白髪が気になる
単純に「白髪が気になる」だけでもいいと思ます。染めればいいだけですので率直に言っていただければと思います。白髪が出始めの時期は染めてもいいのかどうか?明るい白髪染めはあるのか?など色々疑問が出てくると思います。実際に白髪を明るく染めることもできます。
一般に言われているのは白髪染め=暗くなるというイメージがありますよね。でも今は暗くならないヘアカラー剤もあります。色々と方法はあるので美容師に相談すると良いと思います。
担当の美容師を見つける
美容室で頼み方がわからない時、一番確実なこととして担当の美容師を見つけるということです。担当であれば自分の髪質をわかってくれますし、好みのデザインなんかもわかってくれると思います。
安定感を求めるのであれば担当を決め、自分が好きなことを全部伝えてあとは任せる。くらいのスタンスの方がうまくいく場合もあります。
失敗するパターン
逆にやって失敗するパターンは細かく言いすぎてよくわからなくなること。単純に「扱いやすく。」だけでもいいわけですし、僕だったら「お任せ」でいいと思っています。逆にそのほうが失敗しませんよ。試しにやってみるのもお勧めです。
最初は全てお任せはとても勇気のいる事ですが、意外に美容師として言われて嬉しいのは「全てお任せ」だったりします。
以前テレビで「全部お任せは大変」と言った内容の情報が流れていたようですが、僕でしたら全然「全部お任せ」の方が逆に得意なので全部お任せをお勧めいたします!
同じ美容室に何回か行ってみる
同じ美容室に何回か通って、指名しないで色々な人に担当してもらうという方法もあります。いろんな人に担当してもらうことで、違いがわかったりして自分が一番気に入る美容師に出会うこともできます。
そのなかで気に入った美容師を指名してずっと担当してもらうと良いと思います。回数を重ねる毎に髪型も気に入った感じにしてくれたりするのでオススメ。
違和感を感じたら担当を変える
美容師といえども人間ですので相性などもあると思います。時には相性がうまく噛み合わない場合もあるので、違和感やなんか違うなって思った時は担当を変えるのも一つの手段です。
担当を変えたらなんだか感じが悪くて申し訳ないと思うかもしれません。でも美容師は実力主義の世界です。指名を外されたからといって腐ってしまうようだったらそれまでです。違和感を感じた時は遠慮なく担当を変更することがお客様の為になります。
まとめ
美容室で頼み方がわからない時の4つの対処法をもう一回最後に復習しておきましょう!
美容室に言って頼み方がわからない時は。
- ヘアカタログを持っていく
- 好みの芸能人の写真を持っていく。
- 今一番気になっている悩みを伝える
- 担当の美容師を見つけておく
この4つのことを実践してみると美容師にも必ず伝わると思いますよ!僕も実際美容室に行って「お客様ってどんな気持ちかな」なんて思いながら行くことがありますが、現役の美容師でさえ伝えるのが難しいと感じています。
一般のお客様がどんなに苦労をしてカウンセリングの中で伝えているのかを、改めて感じる事も自分で美容室に行く事でわかる事が沢山ありましたので、まとめてみました。是非あなたも明日から美容室で頼み方がわからない時は実践してみて下さいね!