【レディース】アッシュブラウンの髪色はブリーチなしでどこまで染まるのか?

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ヘアカラーをするときにメンズとレディースでは髪の染まり方が違うのは知っていましたか?メンズは短髪なので綺麗に染まったりするんですが、レディースの場合は長さがあるので、いままで染めてきた色やパーマの具合によって色に違いが出てきます。

髪をアッシュブラウンに綺麗に染めたいという時。ブリーチをした方がいいのかしない方がいいのか、もしした時はどうなるのか?という事もきになりますよね。

そこで、レディースの髪色はブリーチなしでどのくらい染まるのか?ブリーチありとなしではどんな違いがあるのか?を検証していきたいと思います。

目次

アッシュブラウンをブリーチなしで染るとどんな感じ?

髪色といっても色々なものがあるのですが、最近流行(というか定番?)のアッシュブラウンのお話をしていきたいと思います。まず、黒髪からアッシュブラウンに染めても髪色は普通の茶色にしかなりません。

これは髪の中のメラニンという色素が関係しているので、ヘアカラーの見本の色とは程遠い色になります。高校生の時に、市販のかっこいいイラストのアッシュブラウンの髪のパッケージを見て「これで染めるとアッシュブラウンになるんだ!」と思い、染めると全然色が変わらなかったという経験はありませんか?

髪色をアッシュブラウンにしたいと思い、染めていきなりぶち当たるのがこの壁です。僕も美容師になって最初にお客様から「髪色をアッシュブラウンにしたい」と言われてどう染めたら良いのか分からず絶望感を味わった記憶があります。

染まらない時はブリーチを使う

何回染めてもアッシュブラウンにならない!どうやったらアッシュブラウンになるんだ?!と何回も失敗してやっと気付くんですね。「髪ってアッシュブラウンになりにくいんだ」と。そこで出てくるのがブリーチなんです。

一度髪色を綺麗に脱色することによってメラニンを少なくし、人工的な髪色を入れることで綺麗に染めることができます。ですがブリーチを使うと髪が傷んでしまいますよね。

一回ブリーチしただけでもかなり髪がゴワゴワになってしまう。洗った手触りもかなり軋んでしまいます。でもブリーチをしてからアッシュブラウンを入れることで、ブリーチをしてない時以上に髪色が綺麗に染まり、肌色にも馴染み、外人のような雰囲気を出すことができるんですね。

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アッシュブラウンをブリーチなしで染めた時の違いとは?

アッシュブラウンをブリーチなしで染めた時と、ブリーチありで染めたときの主な違いはなにかというと、透明感と明るさ、それに赤味がなくなることです。

アッシュブラウンをブリーチなしで染めた時、染める前の髪が黒いと最初は茶色になります。そして時間が経つと色が抜けて黄色くなってくる。それからもう一度アッシュブラウンに染めると赤味が消えて綺麗に染まります。

これに対してブリーチをしてからアッシュブラウンに染めると透明感のある綺麗な色になってくれます。この時にアッシュブラウンで青味がつよい色を使うと緑がかったアッシュブラウンになります。

なぜかというと、ブリーチをすると髪が黄色くなります。黄色に青を混ぜると緑になるんですね。どういう感じかというと、水彩絵具を想像するとわかりやすいと思います。黄色の絵具に青色を足すとすこし緑っぽくなると思います。

髪のメラニンが結果の色を左右する

この黄色と青が混ざって緑になっている状態が髪のなかでも起こっているんですね。そこでもう少し詳しく説明すると、髪のメラニンのことも知っておくと良いと思います。メンズとレディースでは髪の長さやメラニンの抜け方も違うので今回はレディースのヘアカラーの場合を解説していきたいと思います。

髪のメラニンは黄色と赤色のメラニンがあります。この赤色のメラニンをブリーチで脱色することによって髪には黄色のメラニンが残ります。黄色のメラニンはブリーチでも破壊しきれなくて残ってしまいます。

なのでブリーチをしても髪色は黄色くなってしまうのです。髪色を綺麗にそめる時はどんな色を使うのか?というよりも、今のメラニンはどのくらい入っているのか?髪色はどんな状態か?ということの方が実はヘアカラーで大切になってきます。

なので髪色を染めたい時、ブリーチすると赤味がすくない綺麗なヘアカラーになってくれるのです。ブリーチをしない時は赤メラニンが残るので、茶色になってしまうのですね。

実際にブリーチした後の髪色とブリーチなしの色を比べてみましょう。

ブリーチなしとブリーチありでアッシュブラウンにしてみた

ここでブリーチなしの髪色とブリーチありの髪にアッシュブラウンを入れた時の感じを見比べてみましょう。ブリーチありの色で染めたビフォアーアフターとブリーチなしで染めた時のビフォアーアフターを比べてみました。

ブリーチありのビフォアー

毛先の方がブリーチされていて黄色くなっています。

ブリーチありのアフター

ブリーチありの髪に染めるとすこしグリーンがかって透明感がでています。

このようにブリーチありの髪にアッシュブラウンを染めると、もともと黄色くなっているところに青がはいるので、少しグリーンがかった色になります。

ブリーチをしてから髪を染めると、髪の赤味が少なくなりグリーンがかった綺麗なアッシュブラウンになりやすいのでおすすめ。でも髪がダメージしてしまうので、その後のケアのほうが大切になってきます。

これに対してブリーチなしで染めたときのアッシュブラウンをみていきましょう。

ブリーチなしアッシュブラウン 事前状態

事前の状態は少し茶色になって赤味が出てきています。

ブリーチなしアッシュブラウン 染めた後

アッシュブラウンで染めると灰色のような透明感のある髪色になっています。

ブリーチをしない状態でアッシュブラウンを入れると少し灰色のような感じになり、透明感が出てきます。この方は何回も髪をアッシュブラウンで染めているので、一回で綺麗な色になりました。

これがまだ何もしていない黒髪の状態や、黒染めをした後だとこのように綺麗に色が入りません。何回もアッシュブラウンで染めることにより、色が蓄積して綺麗なヘアカラーになってくるのです。

最初アッシュブラウンで染めると茶色になり、あまりアッシュ感がでないので少し残念な気持ちになりますが、2回目くらいからはとても綺麗な色になります。諦めずにアッシュブラウンを何回も染めていろを積み重ねていきましょう!

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まとめ

今回はアッシュブラウンのブリーチなしで染めた時とブリーチありで染めた時の違いについて解説してみました。ヘアカラーはメンズとレディースで少し違いがあり、髪の長さやメラニンでも少し違いがあります。

メンズだと髪色は少し染まりにくいということもあり、レディースだと少し染まりやすい傾向があります。

ブリーチあり、ブリーチなしの時の状態を比べてみましたが、かなり違うのがおわかりいただけたでしょうか?ブリーチをした後にアッシュブラウンに染めると少しグリーンがかってきます。

ブリーチなしで髪を染めると最初は茶色になり、何回も染めると髪に色が蓄積してきて綺麗なアッシュブラウンになります。

簡単にまとめると

  • アッシュブラウンをブリーチなしで染めると最初は茶色になる
  • ブリーチありで染めると少しグリーンがかった色になる
  • 何回も染めると色が蓄積してきて綺麗に染まるようになる

ブリーチなしで染める時とブリーチありで染める時は色にかなり違いがでますしダメージも相当違ってきます。ブリーチをすると傷んでしまうので、その後のケアの方が大切になってきます。

髪色をアッシュブラウンに染めたい時は参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

美容師歴18年札幌市内8店舗を経験。2021年5月から独立し自身の店「リトルストーン」を出店。美容師の悩みや仕事術、接客や商品に対してブログで紹介しています。

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