つい先日お客様でイエロー系のヘアカラーにしたいという要望があったので紹介していきたいと思います。
お客様にも写真を載せても良いですということだったので、斜め前や横、後ろなどからマスクありで写真を載せてあります。
ヘアカラーでイエローアッシュの暗めで染めてみたいけど、色落ちが気になる。どんな色になるんだろうと気になる人もいると思います。そんな人のために役立つように書いてみたので参考にしてみてください。
それでは見ていきましょう。
イエローアッシュ暗めのヘアカラー
今回はイエローアッシュで染めてみたい人に向けて書いてみたいと思います。お客様がヘアカラーをイエロー系にしてみたいということで、同じく思っている人の役に立てばと思い、解説しようと思いました。
お客様は夏の前から少し髪色に変化を付けたいと話していて、理由は気分転換的で変えてみたいなと思ったのがきっかけだったそうです。
この理由というのは季節の変わり目は紫外線で肌色が変わり、そうすると「服装やファンデーションなども変化しヘアカラーも何か変えてみたいな。」ということを本能的に感じ取ったのが一つの要因だと思います。
季節も変わったしなんだか髪色でも変えてみたいわ!
その時の気分もあるかもしれませんが、女性はやはり自分に似合っているかどうかという事を一番気にします。本能的にというのも、数千年前までは女性は集落で暮らし、男性は狩にいくという生活を強いられていたからでしょう。
そのDNAが受け継がれることによって女性は必然的に自分を装飾する文化が根づいたのかもしれません。それに男性が装飾し過ぎてしまうと獲物に見つかって狩になりませんよね。
そんな理由から女性は外見をちゃんと自分に合うようにしたり、周りの流行に合わせてみたりすることが得意なのでしょう。
話はだいぶそれましたが、そのようなことで髪色までちゃんと目が届くのでなんだか季節も変わったし、髪色を変えてみたいなぁと思うのかもしれません。
ピンク系のヘアカラーの色落ちはどのくらいなのか調べている記事はこちらから
2ヶ月でかなり色落ちする
ここでお客様の染めた色をみてみましょう。
髪の毛が長くなってきて、毛先がアイロンなどのダメージで傷んで枝毛になってしまっていたのできりたいという要望もありました。
髪の真ん中くらいから明るくなっているのはアイロンなどもありますが過去に少し明るくした跡が残っているのかもしれません。どちらにしろ色がとても明るくなっています。
光に透かしてみても黄色っぽさが出てしまい、明るく見えてパサパサに見えてしまいます。お客様も映像に出る仕事をしているので「自分を客観的にみた時に髪のツヤって大事だと思った」と言ってました。
三枚の写真をみてもかなり明るく見えますよね。実は以前1ヶ月前にも同じ色で染めてみたのですが、黄色くはなっているが自分の中ではそこまで色が落ちたという間隔はなかったようです。
基本は2ヶ月から3ヶ月に一回染めるのがベスト
髪色は基本的に2ヶ月経つと色が変わり、根元の部分も伸びてくるので染めたい気持ちにになってきます。僕の中での統計ですが、2ヶ月で根元や毛先の色が気になって3ヶ月経つと色を染めるのを諦めてしまう傾向があるようです。
髪の美しさを保つためなら2ヶ月に1回髪を染めるのが良いペース。それ以降はずるずると自分のこと以外の用事に時間を使ってしまい、気づけば半年も髪を染めていない!という事態にもなりかねません。
一番良いのは次回美容室に行く予定を先に決めると良いです。これは電話をすることもなく予約ができますし、僕はこの美容室に通いたい!と言う時は次の予約を入れてから帰ります。
シフトがあるから予定を入れられない人もいると思いますが、仮にでも予約を入れておいて1週間前に変更をすると良いでしょう。
今の美容室の予約システムは何日か前になるとメールやアプリのポップアップでお知らせしてくれる機能もあります。
上手くアプリやメールなどのシステムを使って時間が経過する毎に勝手に綺麗になってしまう「仕組み」を手に入れましょう!
染めたあとの仕上がりはこちら
仕上がった感じを見てみると、明るめですが綺麗なアッシュ感もあり、肌に透明感も出ています。トリートメントを配合しながら染めているので、手触りもよくツヤも出ています。
この状態はアイロンなど何もせずにそのまま乾かしただけの状態です。それでもかなりきれいに見えるのでアイロンもしてみるとかなり印象が変わってくるでしょう。
アイロンで巻いた状態も見てみましょう。
お客様は白石麻衣さんのようになりたいと言うことでしたので、外ハネにして大人っぽさもありつつ綺麗な印象になるようにしてみました。巻いたところはツヤも出て健康的な感じになっています。
毛先にツヤがあるだけで5歳くらいは若返ったように見えますよね。
そしてお客様がなりたいと言った白石麻衣さんの画像はこちら
白石麻衣さんも少しだけ外はねにし顔周りだけ段差を少し入れ大人の表情をしています。分けてある前髪のおでこを出して顔をシャープに見せることにより、大人な雰囲気を感じさせています。
白石麻衣さんの画像より少し巻いて華やかさをプラスしてあるのでちょっと印象は違った感じになっていると思います。今回はお客様に合わせて白石麻衣さんの雰囲気をコピーします。
後ろからみると毛先だけ動きがありますが、それも外ハネにして動きをプラス。鎖骨くらいのミディアムな長さでそのままだとハネ散らかしてしまいがちですので、少し巻いておくと綺麗に見えます。
今回巻いたのは毛先だけではなく表面の髪も巻いています。巻き方は表面の髪を少しつまんで大きいロッドで巻くだけ。これだけで他の人とは少し差をつけられるのでやってみるといいかもしれません!
beforeとafterの違いは?
今回は髪を染めていないところから染めた後、そして仕上げに巻いた後も紹介してみました。染める前と染めて仕上げた後を見比べてみましょう。
染める前の状態
染めて仕上げた後の状態
このように比べてみるとかなり違っているのがおわかりいただけたでしょうか。染める前は全体的にツヤもあまりなく、パサパサした印象ですが染めてみるとツヤも出て綺麗になっています。
ツヤを出すことで年齢も5歳は若く見えて生活にも輝きが出てくるのは間違いありません。人生の1ページを輝くものにするかそうでないかは、自分が選べるのです。
イエローアッシュ暗めの色落ちはどのくらい?
イエローアッシュで暗めのヘアカラーの色落ちはどのくらいで変わってくるかと言うと、少し明るくなりますが、「2ヶ月くらいは染めなくても我慢できそうだ」ということがわかりました。
赤味が強く、いつもアイロンで巻いたりストレートにするお客様であれば明るめにするとそこまで色落ちが気にならず、長持ちしてくれます。
最初から黄色いので色落ちは特に気にならないのかもしれません。ですがツヤはなくなってくるので2ヶ月に1度色味の補給としてメンテナンスの習慣を身に付けると良いでしょう。
お客様が「髪にツヤがなくなるとだんだん老けてみえるんですよ〜」と言っていたので髪にツヤがなくなると年上に見えてしまうので要注意!人にみられる職業ならなおのこと髪お手入れをしてあげた方が良いでしょう。
色味を戻す方法とは?
髪を染めて時間が経過すると明るくなってきますよね。そんな時は色味が変わってしまい、なんだか傷んだようになってしまいます。
そこで、今の所一番効果的なのがカラーシャンプーを使うことです。
カラーシャンプーといってもあまり馴染みがないかもしれません。どういうものかというと、シャンプーの中に色素が入っているので使うたびに色が染まっていきます。
1週間くらい使うと自然なグレーになるので、色が抜けて気になるなと思ったらつかうと良いと思います。
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こちらは色素が入っているだけの商品なので使うのを中止すると色も自然に落ちてきます。あくまでも色落ちが気になった時に使用するものですのでご注意ください。
まとめ
今回は暗めのイエローアッシュのヘアカラーはどのくらいで色落ちするのか?色落ちした時の対処方法はどのようなものがあるのか解説してみました。
イエローアッシュのヘアカラーはそこまで色落ちは気にならず、2ヶ月たっても案外大丈夫なようです。
僕が染めた感想も意外にイエロー系の色の方が長持ちするような気がします。今回染めてみた感じをみるとイエロー系のアッシュは抜けても長持ちするのでいいかもしれませんね!
色が抜けてきてもカラーシャンプーを使うなど対処方法はあるので、安心して2ヶ月くらいはヘアカラーの綺麗さを保っていけそうな感じがします。
色が抜けすぎて困っている方は一度イエロー系のアッシュに染めてみても良いかもしれませんね!