ロングからショートに!バッサリカットした時に自分に似合う髪型とは! 

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髪の毛をロングからショートにバッサリカットしたくなった時、自分に似合う髪型ってなんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?

ショートにしたいけど、勇気が出ない、どうなるかわからないから怖い。

なんて思う方も多いのではないでしょうか?

そこで僕が実際にお客様をショートにしてどうなるかを実践してみました!

これでショートにした時のイメージがつきやすくなるかと思います。

目次

事前状態

事前の状態は毛先はハイダメージ&くせ毛、あとは自分でアイロンをしたりしているのでパサつき、ごわついた感じになっていました。

手触りは重たく、1本1本の髪の毛が太いので1本にまとめると直径5センチくらいになる重たさです。

襟足も随分梳いていないので、重たくなっていて乾かしにくいということでした。そしてロングからショートにしたいけど自分に似合うショートがわからないから髪の毛を切る勇気がない。ということもおっしゃっていました。

要望

髪を切る勇気がないけど、少し冒険もしたい、でも切りすぎて似合わなかったらどうしよう?とお悩みの様子でした。

何が心配なポイントかというと

  • 切ることで顔が大きく見えるのではないか?
  • ハネないか?
  • 今まで切ったことがないから怖い
  • 後ろで束ねられるくらいにしたい

ということでした

最初の顔が大きく見えるのではないか?ということについては後ろの髪の毛を短くして、顔周りの髪の毛を残して前に下がったようなボブスタイル(前下がり風)にするように提案。

ハネないかどうかは根元の癖をみるとわかったので「ハネない」と断言します。

根元のクセは襟足の一番下のところが上に向かって生えていたり、襟足に渦巻きがあったりすることがあります。この生えグセをみて、上に向かって生えていないかどうか?を確認してハネないかどうか判断していきます。

今まで切ったことないから怖いということについては、提案した長さより長めにカットしてみて、一度鏡で確認してもらい、さらに切ってまた確認してもらう。

という感じで徐々にカットして行く提案をしました。

剛毛で多毛を切ることのメリット

お客様の髪質としては1本1本が硬くて多く、伸びてくるというより、ボリュームが出すぎて膨らんでくることの方が気になっていました。

お客様は悩んでいましたが僕が提案したのは短く切ることです。

切ることで髪の毛を乾かす時間の短縮とヘアスタイルの作りやすさ、家での再現性を高めて扱いやすくすることが一番のメリットだと感じたので、切ることを提案しました。

切った後のボリュームは毛量を軽くすることで抑えられるくせだったので、軽くして対応することにしました。

ロングからショートにするデメリットは

デメリットとしてあげられることは

  • 髪が短い事になれるまで時間がかかる
  • もしかしたら似合わないかもしれない
  • 似合わなかった時に我慢できないかもしれない

こんなところでしょうか?

慣れは1週間もすれば髪が短いことにも慣れてきますし、似合わせるのが美容師の仕事ですしね。

似合わなかった時はある程度元どおりまでの技術保証もあるので安心です。

技術保証は7日間でパーマなどが取れてしまった、カラーがすぐに色落ちしていた、染めっていなかった、カットをもう少し切りたかった。という時に保証する制度です。

カウンセリング

カウンセリングではいつもどんなスタイリングをしているのか?どんなシャンプーやスタイリング剤を使っているのか?を聞いていきます。

今現在の悩みに対して何か使ったり対策はしているのか?

また、それを使ったりして効果は実感しているのか?なども深く聞いていきます。

いつも家ではどんなスタイリングをしているのか?

ロングの時とショートの時では似合う髪は違いますし、スタイリングによってもヘアスタイルは変わってきますので、その人がいつもやっているスタイリングに合わせてあげる必要があります。

例えばストレートアイロンを使う人なのか?カールアイロンを使う人なのか?

それと新たに髪の毛の乾かし方が違うものになるのであれば違う乾かし方を覚える必要があります。

ですので家でのスタイリング方法はどんなものなのか?を聞いていきます。

今回は家でドライヤーを使って乾かすということでした。お出かけをする前にはストレートアイロンを使っていて、そのあとに洗い流さないトリートメントをつける。

といった内容でしたので、同じように再現していつものスタイリングでも今日の仕上がりが再現できるようにアイロンをしてからオイルタイプの洗い流さないトリートメントをつけてながしていきます。

 

職場での制限は?

意外に失敗しがちなのが職場での髪色の制限があって、それを越した色の明るさになってしまい、やり直しになってしまったという形です。

これは学生さんにも言えることなのですが、「〇〇レベルまでOK」とか「茶色はNG」など会社や学校によって様々ですね。

ですので会社での髪色の「〇〇レベルまでOK」を明確にしなければなりません。

これは「カラースケール」など、お店にあると思うのでそれを使って確認しましょう。

今回は「〇〇レベル以下」という会社でのルールが明確ではなかったのですが、だいたい今の髪色より明るいとNGということでしたので、最初の明るさよりも明るすぎない10レベル以下の明るさに決定しました。

隠したいポイントは?

髪の毛をロングからショートにする時になぜ、すんなり腹をきめれないのか?これにはいくつか理由がありそうです。

  • 顔の丸さを隠したい
  • エラが張っているので隠したい
  • 輪郭を隠して小顔に見せたい

などなど色々な理由があると思います。

この理由は自分にしかわかりませんし、美容師でも感づく人やそうでない人もいます。

どこを隠したいのか自分の弱点を話し合う方がいいと思いますね!

今回は輪郭を隠したいという事だったので顔周りの髪の毛を長めに残す事で小顔に見せる工夫をしました。

結果

サイドの形も綺麗に収まりました。 後ろの襟足の部分もハネることなくスッキリしました。 左側の髪の毛は少し長めにしてセクシーさを出しました。

見事に収まった

ロングからショートに似合う髪を作ってみましたがどうでしょうか?

最初は後ろで束ねられるくらいの長さを残したいとおっしゃっていたのですが、そのぐらいの長さを残すと中途半端になってしまうので今回はご相談させていただいて切らせていただきました。

縛るとなると顔周りの横の髪がもう少し長くなってしまうのでアンバランスになってしまいます。

心配だった毛先がハネることもなく、ボリュームが必要以上に出ることもなかったので根元の癖をよく観察してカットできてよかったですね。

ショートがとても似合っていた

短くすると後ろから見た雰囲気が少し痩せて見えます。

これは首筋のラインが綺麗に見えるからですね。

そして顔周りの髪の毛でセクシーさが出て、切ったのに大人っぽく見せることができます。

大人っぽく見えたことは想定外だったので無理に伸ばしてロングでパサつかせるよりよかったんじゃないかと思います。

家でも手入れが簡単

短くなったということは家でも手入れが簡単になったということですね。

ロングの時より寝癖はつきやすくなったかもしれませんが少し濡らしてしまえばセットも簡単にできてしまいますし、何と言ってもドライヤーをかけるのが楽。

今までの10分の1くらいの労力で乾かすことが可能になります。

あとはストレートアイロンを使ってもいいですし、カールアイロンを使ってもいいですし、どちらでもお好みのヘアスタイルを作る事ができます。

まとめ

ロングからショートにする時の注意点

髪をロングからショートにして似合うようにする時は美容師に必ず自分の髪のクセをしっかり見てもらいましょう。

これは根元の生えグセをちゃんと見ないとカットしても襟足が跳ねてくるとかになってしまいますので気をつけていきたいところですね。

あとは自分の今の悩みをはっきりさせておく事です。パサつく、広がる、ダメージがきになる。などですね。

それに対して自分が何をしているのか?をちゃんと把握しておく事。

パサつきが気になって洗い流さないトリートメントを使っているけど効果を感じていない。となると洗い流さないトリートメント自体が合っていない可能性があります。

それか使っているシャンプーが合っていない、もしくは髪の毛の扱い方が間違っている。などです。

それとカラーも仕事での制限や学校での制限もあると思うので気をつけて見ていきたいところです。

ショートにして得られるもの

事前状態 カットしてスッキリしましたね。

いかがでしたでしょうか?自分に似合うショートとは欠点を隠せるショートスタイルなのではないでしょうか?

それには自分の欠点を自分目線と他人目線で把握しておくといいと思います。

それと圧倒的に手に入るものとしては「時間」ではないでしょうか?

朝髪を乾かす時の時間が5分短縮するととても気持ちがいいですし、時間の節約にもなりますよね。朝の5分は貴重ですね。

季節の変わり目は自分を変えたい気分になりますよね。髪の毛もバッサリカットして新しい自分に生まれ変わるのもいいと思います。

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この記事を書いた人

美容師歴18年札幌市内8店舗を経験。2021年5月から独立し自身の店「リトルストーン」を出店。美容師の悩みや仕事術、接客や商品に対してブログで紹介しています。

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