美容室に行くと「〇〇パーマ」や、「ほにゃららパーマ」なんていう怪しいパーマがたくさんありますよね。パーマをかけたいと思っている時は、どんな違いがあって何がいいのかもわかりません。
種類と名前が多すぎだと思うのは僕だけでしょうか。ハイクオリティパーマとキラキラトリートメントパーマの違いとは何か?それに自分に似合うパーマはどんなものなのか、かかり方が違うのか?それとも髪質ツヤツヤになるとか、質感に差が出るのか?気になりますよね。
それとパーマをかけたいと思っていても、ベリーショートで髪が短いからと言って諦めてはいませんか?
実は短い髪型でも似合うパーマもあるんですね!今回はベリーショートに似合う髪型とパーマはどんな種類があってどんな違いがあるのかまとめてみましたのでご覧ください。
パーマの種類と名前の違いとは?
パーマって種類ありすぎじゃね?名前で選んだら大変なことになりそう
— りょう (@ki_en_ltd) December 7, 2010
少し前に出てきた「デジタルパーマ」や「エアウェーブ」。これらの新しい名前のパーマが普及してきた時に思ったのが「デジタルパーマ」は、髪もデジタルになったのか?何がデジタルなんだろうか?などと疑問に思いました。
今思うとネーミングに惑わされているということもあるような気がしますが、昔からこのようなパーマはあったんですね。これが広まったのはデジタルパーマという新しそうなパーマのネーミングでお客様に認知して頂く為だと思いますね。
パーマの名前はいろいろありますが、大きく分けると以下2種類になります。
- ホット系パーマ
- コールド系パーマ
コールドパーマとはお店に普通にある、ベーシックパーマやコスメパーマ、水パーマなど、と言う名前がついたものがそうです。
これは熱を使わないパーマで、髪の毛の中のタンパク質の形を少し変えて髪にカールをつけるパーマになります。昔からあるパーマで持ちは2ヶ月ほど、掛け方によっては綺麗にかかりますが、技術者によって違いが出やすいのも特徴です。
ホット系のパーマとは熱を使うパーマで、デジタルパーマやエアウェーブなどが該当します。これは髪をまくロッドが熱くなり、熱の力と薬剤の力を使ってかけるのが特徴です。持ちがいいので一度かけると1年くらい持つ場合もあります。
他にはどういった特徴があるのか、まとめてみました。
ホット系パーマ
ホット系のパーマでも種類がたくさんあるのですが、有名なものを上げてみると2種類ほどに分けられます。どんな効果があって、どんな人におすすめなのか知って選ぶときの参考にしてみましょう。
デジタルパーマ
デジタルパーマは髪にしっかりカールをつけてくれるのでロングヘアや髪が多い人におすすめ。パーマがかかりにくい人や、髪にクセがある人でも綺麗にかかります。
カールの特徴として髪が濡れている時のカールはあまり出ませんが、髪が乾くと綺麗にカールが出る形状記憶のような性質を持っています。なので初心者でロングヘアーの方はこちらがおすすめ。大きいウェーブを出しやすいのが特徴です。料金は少し高めですが、仕上がりはとても綺麗です。
髪が短い人用のロッドが少ない為、ベリーショートの人だと難しいかもしれませんね。ベリーショートだと普通のパーマの方がいいと思います。
エアウェーブ
エアウェーブもこのホット系パーマに該当します。エアウェーブは空気の力を使ってかけるパーマです。これもかなりカールの持ちが良いのでおすすめ。初めてかける人やかかりにくい人にもおすすめです。
これはデジタルパーマと違い、タンパク質が硬くなってしまう温度よりも低い温度でかける事ができるのと、空気で乾燥させる工程があるので、デジタルパーマよりも自然にふんわりかかります。
これはパーマを何回もかけたい人におすすめです。髪を痛めないように自然にかけるので何回かけてもちゃんとかかります。それに根元からかけられるので短い人でもおすすめ。
デジタルパーマに比べるとかかりが弱い感じなので持ちはデジタルパーマの方がいいでしょう。自分の髪の状態を見極めてパーマを選んでみるといいと思います。
コールド系パーマ
コールドというのは冷たい温度でかけるパーマです。熱を使わないのでダメージもあまりしにくいんですね。大体のパーマというとこのコールドパーマの事を指します。種類がかなりあるので整理しておきましょう。
名前は以下の通り
- パーマ
- トリートメントパーマ
- スパイラルパーマ
- ツイストパーマ
- ソバージュパーマ
- ピンパーマ
このようにパーマの名前が別れていますが、違いは何なのかわからないと思いますので一つずつ説明していきましょう。
パーマ
こちらは普通のパーマと呼ばれるもので、髪をロッドで巻いて薬剤をつけてかける事をいいます。コールド系パーマはホット系と違い、巻くときの技術によって差が出てきます。上手な人はダメージさせないように綺麗に巻いて、手触りがとてもよくなるように仕上げてくれるんですね。
細いロッドがたくさんあるコールド系パーマは髪が短くてもかけられます。ベリーショートの人はほとんどがコールド系のパーマでかけていると言って良いでしょう。
トリートメントパーマ
お店にもよりますが、トリートメントと一緒になっているのがこちらのパーマ。トリートメント+パーマの事を言います。セットになっているので単品でやるよりも価格が割安になっている場合が多いです。
カラーと一緒にしている、何回もパーマをかけていてダメージが気になるという時はこのパーマをすると良いでしょう。
スパイラルパーマ
こちらのパーマは巻き方で形に違いが出てきます。髪をロッドにスパイラル状に巻き付け、螺旋階段のような形にパーマを仕上げます。そうすると毛先の方はくるんとまるまらず、ゆるっとした感じになります。少しクールな印象にしたい時やメンズにはスパイラルパーマはとてもおすすめ。
男性にスパイラル系のパーマをかけるとクールな印象になり、女性にかけるととても美人系な印象になります。髪型でモテモテになれたらいいですよね!
ツイストパーマ
ツイストパーマはピンで髪をねじってかけるパーマです。チリチリな雰囲気でボリュームが出るので髪のスタイリングが楽になります。ムースをつけるだけでOK!なんてことも簡単にできてしまいます。
寝癖にもなりにくいので、ズボラな人におすすめ(笑)。女性でもかける方はいらっしゃいますが、とてもファンキーな感じになるので服装にも気をつけなければいけません。俗にいうストリート系のファッションが似合う感じですね。
ソバージュパーマ
ソバージュパーマは「野生」を意味しています。ピンパーマは短い髪を細かく捻ってかけますが、ソバージュは細いロッドで細かく全体に巻いてワイルドな動きを出すパーマです。髪がかなりクルクルになり、ボリュームも出ます。ロングヘアでクルクルにしたい時はいいのかもしれません。
これもファッションをかなり選ぶので、かける時は持っている服はちゃんと髪型に合うのかどうか調べておくといいかもしれません。
ピンパーマ
ピンパーマはその名前の通りでピンでパーマをかけます。ピンは何かというと金属で出来た挟むものです。髪をクルクルと指で巻いてピンで根元に固定します。そうすると短くても自然なカールになります。
これは全体をピンでかけるというより、部分的に前髪だけパーマをかける時などに使います。
このようにパーマには種類がたくさんあり、ヘアスタイルに合わせて名前が変わったり種類が変わってきます。自分の髪はどんなものが似合うのか?十分に美容師と相談して決めるといいと思います。
ベリーショートに似合うパーマとは?
ベリーショートでパーマをかけようとすると、髪が短くてかけられないのではないかと思いますよね。これが実は意外にかけることができてしまうのです。パーマのロッドは細いもので爪楊枝くらいの細さのものがあります。
爪楊枝は2mmくらいの幅しかありませんが、このくらいの細さのロッドもあります。昔はこのロッドをみた時、まつ毛にパーマでもかけるのかなと思いました(笑)
ロッドが細いので1センチくらいあればパーマをかける事ができます。でも1センチの髪の毛にパーマをかけるとかなりチリチリクルクルになります。どんな感じかというと大仏様の髪の毛のようになります。
大仏様はとても髪がクルクルしていて、パンチパーマのように短いですよね。あれは螺髪(らほつ)と言って人知を超えた人はあのような髪になるという言い伝えからきているようです。螺髪になる事自体尊いとされています。
悟りを開いて人知を超えるとパンチパーマになるなら僕は開かなくてもいいかなと思ってしまいます(笑)もしかしたらお坊さんの髪は伸ばしてみるとパンチパーマになるのかもしれませんね。
話はそれましたが、ベリーショートに似合うパーマというとツイストパーマがいいのではないでしょうか。髪に細かなウェーブが出来て、簡単に髪型をセットする事が出来ます。女性でも男性でも似合う髪型なのでファンキーな格好をするときはいいと思います。
それにクルクル系のパーマをかけてもいいかもしれませんが、パンチパーマになってしまいそうです。パンチパーマは任侠映画に出てきそうな雰囲気が出るので、街中で道をモーセの十戒の映画のワンシーンの海を分けたときのように町中を歩きたい時はいいかもしれません(笑)。
他には、頭のてっぺんが潰れやすいなどの悩みを解決したい時は、部分的にパーマをかけてボリュームを出したりも出来ます。全体にかけるだけがパーマではないので悩みを解決したい時のポイントパーマもいいかもしれません。
パーマの名前はツイストやスパイラルパーマなどいろいろとあると思います。ですが、巻き方はそこまで種類は多くありませんし、名前が違うだけと言うこともあります。そこはお店によって違うので美容師と相談してみましょう。
それにパーマは言葉で伝えるとなかなか難しいと思いますので写真の方が良いと思います。ツイストパーマと言っても人によってイメージが違いますので、注意しましょう。間違って伝わってしまうとボンバーヘアーになってしまいそうです(笑)
まとめ
今回はパーマの名前はどんなものがあって、どんな種類があるのか?そしてベリーショートに似合うパーマはどんなものがあるのか?紹介してみました。パーマの名前など、種類もたくさんあって迷ってしまいそうですが、大きな括りで言うと意外なことに2種類しかありません。
お店によってはトリートメントをセットにして、トリートメントパーマなどと言うこともあります。トリートメントが違うのか、それともパーマの種類がそもそも違うのかによってかなり料金や仕上がりに違いが出てきます。
美容師さんと相談して決めた方が良さそうですね。それにベリーショートに似合うパーマと言うものはツイストもありますが、他にも全体をクルクルさせたり、部分的にかけて頭の形を補正してすることも出来ます。
そうするとバランスがよくなって小顔に見えるので、髪の悩みの解決方の一つとして知っておくと良いと思います。
まとめてみると
- パーマの種類は2種類
- ホット系パーマ(持ちが良い)
- デジタルパーマ
- エアウェーブ
- コールド系パーマ(髪型の種類が豊富)
- パーマ
- トリートメントパーマ
- スパイラルパーマ
- ツイストパーマ
- ソバージュパーマ
- ピンパーマ
- ホット系パーマ(持ちが良い)
- ベリーショートに似合うパーマ
- ツイストパーマ
- クルクル系パーマ
- 悩み解決部分パーマ
このようにパーマは名前がたくさんあって惑わされそうですが、基本は2つしかないことを知っておくとかけるときに役立ちそうです。顔型に合わせてパーマをかけるのか、悩みを解決するためにかけるのか、切り口はたくさんあるので、なぜパーマをかけたいのかをはっきりさせておくといいと思います。
パーマはヘアカラーと違って形が変わるので失敗すると大変なことになってしまいます。失敗するリスクは高いかもしれませんが、成功するととても綺麗にかかってくれて、毎日扱いやすくなるので、担当の美容師さんを決めて何回かかけてもらうことをおすすめします。
パーマをかけようか迷っている時は美容師に相談してみてくださいね!