
「35mmの単焦点レンズ、気になるけどどうなの?」
はい、その気持ち、痛いほどわかります。
筆者もかつては悩みました。24mmもいいけど広すぎるし、50mmはちょっと寄りすぎる…。
35mmはまさに「ちょうどいい」距離感のレンズ と言われるけど、実際どうなの?って思いますよね。
そこで今回は、シグマの35mm F1.4(ニコン用) を実際に使ってみたレビューをお届けします!
「35mmの単焦点が欲しいけど決めきれない…!」というあなた、ぜひ参考にしてください!

1. まず、35mmって本当に「ちょうどいい」?
「ちょうどいい」って便利な言葉ですよね。でも、ほんとにちょうどいいの?と疑ってしまうのも無理はありません。
そこで、この35mmという画角をざっくり説明すると…
- 広すぎず、狭すぎず、街撮りやポートレートに最適
- 背景を入れつつ、被写体もバランスよく収められる
- 50mmだと狭く感じる場面でも、ちょうどいい距離感
特に スナップ写真やポートレート、さらにはテーブルフォトにも使いやすい のがポイント!
筆者も最初は「本当に35mmで満足できるのか?」と半信半疑でしたが、一度使ってみると「おお、これは使いやすい…!」と素直に感動しました。
「【35mmで撮影した作例画像】」



2. シグマ35mm F1.4の特徴
① 開放F1.4の「とろけるボケ感」
F1.4って、想像以上にすごいです。
「ボケを生かした写真が撮りたい!」という人には最高のレンズ。被写体をパッと際立たせつつ、背景をふわっとボカすことで、まるで映画のワンシーン みたいな写真が撮れます。
特にポートレートでは、髪の毛の一本一本が繊細に描写されつつ、背景は優しくボケる のがたまりません。

② 画質がとにかくシャープ!
シグマのArtシリーズは「解像度バケモノ級」と言われますが、この35mm F1.4も例外ではありません。
・開放からめちゃくちゃシャープ!
・周辺部分の描写もしっかりしている
・色乗りも美しい
要するに、「このレンズで撮ると、なんでもプロっぽく見える」 という魔法みたいな性能です。
【シグマ35mmで撮影したポートレート作例】

✅ ③ AF(オートフォーカス)の速さと精度
単焦点レンズって「ピントが合うの遅いんじゃ?」と思うかもしれませんが、シグマ35mm F1.4はAFがけっこう速い!
特にニコンの一眼レフ(D750、D850など)との相性が良く、スッと合焦してくれる のが嬉しいポイント。
ただし、ミラーレス機(Zシリーズ)にFTZアダプターを付けると、AFがちょっと遅くなることも。とはいえ、そこまで気にならないレベルなのでご安心を。
3. シグマ35mm F1.4の気になるポイント
どんなに良いレンズでも、完璧なものはありません。ここでは、使ってみて気になった点も正直にお伝えします。
① ちょっと重い(755g)
はい、このレンズ、けっこうずっしりしてます。
スペック上は755gなので「まぁまぁ重いな…」と思うかもしれませんが、実際に持つと「お、おぉ…」となる重量感。
とはいえ、これだけの高画質とF1.4の明るさを考えると、この重さは許容範囲 かと!
② 逆光耐性はまぁまぁ
シグマのレンズ全般に言えることですが、逆光で撮るとフレアやゴーストが少し出やすい 傾向があります。
とはいえ、逆光を生かしたドラマチックな写真も撮れる ので、これは使い方次第。
③ 純正レンズと比べると、AFの精度がわずかに劣る
ニコン純正の35mm F1.4Gと比べると、AFの精度がほんの少しだけ甘いことがある かな?ということもあるらしい。
とはいえ、通常の撮影ではほぼ気にならないレベルなので、「シグマだからAFが微妙…」と心配する必要はなし!
私は使ってみて全然気にならないレベルでした!
4. こんな人におすすめ!
- 「ポートレート撮影が好き!」 → F1.4のボケ感で最高の仕上がりに!
- 「スナップ撮影を楽しみたい!」 → 35mmのちょうどいい画角が◎
- 「とにかくシャープなレンズが欲しい!」 → シグマの解像感は最強クラス!
- 「ニコン純正は高くて買えない…」 → コスパを考えるとシグマが断然オススメ!
逆に…
軽さを重視したい人 → ちょっと重いので、持ち運びが苦になるかも
ミラーレスで軽快に使いたい人 → Zマウントなら純正の「NIKKOR Z 35mm F1.8 S」も選択肢
5. まとめ|シグマ35mm F1.4は「買い」か?
結論… めちゃくちゃ「買い」です!
- F1.4のボケ感が最高
- 解像度バツグンで、色も綺麗
- AFも十分速い
- コスパが良く、純正より安い
「35mmの単焦点が欲しいけど、どれにしよう?」と悩んでいるなら、シグマの35mm F1.4は間違いなくオススメ!
特にポートレートやスナップ撮影をメインにするなら、一度使ったら手放せなくなる一本 ですよ!
あなたのカメラライフが、もっと楽しくなること間違いなしです!