ヘアカラーをした時になんだかサンプルの色より少し明るくなってしまったとか、染まりにくいという経験はありませんか?それに染めたのになぜか内側だけ色が染まっていないという経験をしたこともあるのではないでしょうか。
今回はそういった人たちのためにも染まりやすい髪質や染まりにくい髪質それに髪の内側が染まらない時の対処方法も紹介していきたいと思います。
髪がいつも明るく染まってしまう、内側と外側でムラになってしまうのが嫌だと言う人は参考にしてみてください。
ヘアカラーが染まりやすい髪質はどんな特徴がある?
ヘアカラーが染まりやすい人はアッシュ系の色や綺麗な色が入りやすくなっています。触ってみると髪がさらさらしている人や、ふわふわと軽い感じの髪質の方が染まりやすい特徴があります。
メリットは外人風のような髪色になることができて、地毛が茶色くなっているので透明感や肌が透き通って見えたりします。染めなくても綺麗な髪色がキープ出来るので女性にとっては羨ましい限りですね。
デメリットは素のままで綺麗なので嫉妬されてしまうと言うこと。それにそのままでも綺麗なのでモテすぎて困るといったところでしょうか(笑)学生さんなら髪を黒く染めてこいと言われてしまいそうですね。
それではもう少し具体的に髪が細くてカラーが染まりやすい人の特徴を分けて解説していきます。
細い髪
髪が細い人はキューティクルが少なく、髪の中に薬剤が浸透しやすく染まりやすいです。こう言った髪質を持っている人はデメリットとして髪が傷みやすいという特徴をもっていて、ブリーチをしすぎると傷んで切れてしまったりすることも。トリートメントなどをしっかりしてケアしていきましょう。
傷んでいる髪
傷んでいる髪はかなり色が染まりやすくなっています。ブリーチを過去毛先にしたような人だったり、縮毛矯正やパーマを繰り返しているような履歴を持つ人は髪が染まりやすくなってしまいます。
自分で染めてしまうこともあると思いますが、市販のカラー剤はかなり傷みやすくなっています。なので自分で染めたりブリーチした後はしっかりとケアしていきましょう。
パーマがかかりやすい髪
パーマがかかりやすい人も髪が染まりやすいといえるでしょう。髪の内部のタンパク質はあるが、キューティクルが少なめでパーマ液も髪の中に入りやすいです。なのでカラー剤を使った時も染まりやすいといえるでしょう。
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ヘアカラーが染まりにくい髪質とは?
ヘアカラーが染まりにくいと、カラーをしたけど全然色が変わらないこともあり、パーマもかかりにくい傾向があります。髪質が硬いとこういったデメリットがあります。髪の硬さの原因の一つにキューティクルの多さがあります。髪のキューティクルが多いと髪が硬くなり、薬剤が浸透しにくくなります。
髪が硬くなるのは、高熱のアイロンを毎日使うことが原因にもなります。これも髪には影響があり、傷んで染まりにくくさせてしまいます。
髪が硬くて染まりにくい人のメリットは傷みにくいことです。何回もカラーを染めたりパーマをかけたりしても傷まない人もいます。トリートメントをしなくて毛先を切るだけで綺麗にリセットされてしまったりします。
逆にデメリットはカラーやパーマが失敗しやすいというリスクを抱えています。パーマをかけても何度も繰り返しかけないとかからない。カラーをしてもなぜか赤味が出てしまったり、明るくならないことがあります。こういったときは時間を無駄にしてしまったりするので、自分のことをわかってくれる美容師を見つけると良いと思います。
次に自分の髪はどんな髪質なのか?染まりにくい髪質はどんなポイントがあるのか原因と対象方法をまとめてみました。
太い髪
硬くて太い髪はみるからに髪が染まりにくそうですよね。つやっと光り輝く髪なら尚更何度も染めないとカラーは入りにくいです。これはキューティクルが厚くて薬剤が浸透しないのが原因だと思われます。カラーの放置時間を長くするか、2回ヘアカラーをするなどしてきれいに髪を染めると良いでしょう。
染めた事がない髪
初めて染める髪は髪の表面に油の幕が張っています。目には見えない薄い油の膜はカラーやパーマ薬剤の浸透を妨げてしまいます。それが原因で初めて染める時やパーマをかける時は薬剤が浸透しにくく、染まりにくいです。ですが、2回目以降は意外に染まったりするので、何度かカラーやパーマをやっていると綺麗に色が入るようになります。
パーマがかかりにくい髪
パーマがかかりにくい髪には2種類あり、僕の経験上太くてかかりにくい、それか細すぎてかかりにくい、このどちらかになります。細くてパーマがかかりにくい髪はカラーは入りやすいのですが、太い髪はなかなか染まってくれない時があります。これも時間をおくか、何度か染めてもらって美容師に慣れてもらいましょう。一度で染められたらかなりラッキーだと思います。
黒染めをしている髪
黒染めをしている髪は赤いカラーの色素がたくさん入っています。そして赤い色素は色を明るくしようとしても明るくなりにくい。明るくしても赤くなったり、髪の中間だけ黒くなって黒染めが残ることもあります。
黒染めをしても美容室で染めるとその後は綺麗に色が入りやすくなったりします。黒く染めた後に明るく染められる黒染めもあるので美容師に相談してみましょう。
髪が染まりにくいのはなぜなのか解説してみましたが、他には「髪の内側が染まらない」という疑問もあるので、そちらもお答えしていきたいと思います。
なぜ内側は染まりにくいのか?
髪の外側が染まりやすいのはわかりましたが、今度は髪の内側の謎に迫っていきましょう。
髪の内側の髪質は髪の表面と違って紫外線や外側のダメージを受けにくくなっています。外を歩くだけで髪は紫外線にさらされ徐々に傷んでいきます。こうなると髪は外側も内側も同じ色で染めても違いがでてきます。
それに髪の生えている太さも関係していますし、部分的に染まりにくいとされている場所も存在しますので紹介していきたいと思います。
生え際
生え際の富士額(ふじびたい)おでこの生え際中心の少し出ている所です。富士山のようになっているので富士額。この額を持っている人は注意が必要です。
あまりみられない額なのですが、富士額の中心は髪が太くてかなり薬剤が浸透しにくいです。僕なんかも富士額が大きく、ここだけ髪が太いので染まりにくいです。今は染めていないのですが、染めてもらった時は富士額にカラー剤を沢山塗ってもらいました。
耳後ろ
白髪染めにも共通するのですが、この耳後ろはハケが入りにくいので染まりにくいのと、髪が太くなっていて染まりにくくなっています。これは耳の後ろや襟足、後頭部にかけて髪が太く、カラー剤が浸透しにくくなっているために染まりにくくなっています。
襟足
襟足も髪が染まりにくくなっていて、この原因は単に髪が太いためです。なので自分で襟足を染める時は襟足に沢山カラー剤をしっかりつけましょう。そうすると綺麗に染まると思います。
それか襟足だけカラー剤を明るくすると言う手もあります。襟足以外は普通に染めて、襟足は普通より1段階か2段階明るくしてそめるとと丁度染まると思います。インナーカラーやグラデーションカラーで襟足だけをブリーチするという手法もあるので担当の美容師に相談するのが良いと思います。
つむじ
つむじも髪が染まりにくい場所の一つで、ヘアカラーをする時は注意しなければならない場所です。たっぷりカラー剤を塗ってもつむじのグルグルがカラー剤を逃してしまうのか、染まりにくいときがあります。ここはカラーをたっぷり塗って対応しましょう。自分で染めていると上の方が見えないので薬剤がついているかわかりにくい所もあります。
頭の上の方を染める時は鏡を合わせて後ろを確認するか、同居している家族にお願いしましょう。
対処方法
こうしてまとめてみると髪が染まりにくいところは頭の後ろに集中していますよね。頭の上の方に行くと髪は染まりやすく、後ろのほうに行くと髪は染まりにくくなります。髪の内側が染まりにくいと言うことは、髪が硬くて太い部分が髪の内側にあると言うことです。そういったことも原因で髪の内側が染まりにくくなってきます。
対処方法をまとめると
- カラー剤をたっぷり塗る
- 部分的に色を変えてみる(インナーカラーやグラデーションカラー)
- プロに任せる
最終的には自分で染めて限界を感じたらプロのところに行って髪を綺麗にするのが1番の近道なのかもしれませんね!
まとめ
今回はヘアカラーが染まりやすい髪質と染まらない髪質、それに部分的なヘアカラーの染まり具合の違いや対処方法について解説してみました。
ヘアカラーを自分で染めると、髪の長さに合ったカラー剤の量を調合することができなくて髪の内側と外側のいろの違いが出てしまうこともあります。それに髪の表面はダメージしやすいのでしっかりとケアしてあげるとよいでしょう。
髪質によって色々な違いがありますが、まとめてみましょう。
ヘアカラーが染まりやすい髪質は
- 細くてパーマがかかりやすく傷んでいる髪
染まりにくい髪質は
- 太くてパーマがかかりにくく、黒染めをしているまだカラーやパーマをしたことのない髪
染まりにくい理由は頭の随所に染まりにくい所があるからで、髪の表面は傷みやすいので染まりやすくなります。染まりにくい場所をまとめると
- 富士額のところ
- もみあげ
- 襟足
- つむじ
この場所を染めるためにはカラー剤をたっぷり塗るか、部分的に色を変えると良いと思います。自分で染めた時に染まりムラができないようにポイントをまとめておいたので参考にしてみてください。