黒染めをブリーチでどのくらいの回数染めたら明るくなって次のカラーを染める事が出来るのか?疑問に思ったことはありませんか?
明るくしたい時はブリーチを何回したらいいのか?とか、どのくらい痛むのかも気になりますよね。
そこで!今回はブリーチを繰り返している大学生を黒染めをして、そこからまたブリーチして色を入れる。ということをやってみました。
皆さんの黒染めした後の夏休みカラーの参考にしてみてくださいね。
どのくらいの黒染めなのか?
黒染めをブリーチでどのくらいの回数染めたら明るくなって違う色にできるのか、夏休み前の女子高生にはとても気になる情報ですよね。
今回のモデルさんはいつもブリーチを繰り返しています。ですのでダメージはかなりあり、毛先の5センチくらいの部分は傷みすぎて切れてきています。
以前はブリーチをしてからその後3回ほど黒染めをしています。黒染めはあまり暗くなりすぎないブルー系の色とダークブラウンを混ぜていました。
一応黒染めの後に明るくしたいと要望があっても明るくしやすいように黒染めの時から少し気にかけて染めてみたんですね。
そして今回「実習が終わったのでまた明るくしたい。」との要望があったのでモデルにさせていただきました。
何回か色落ちしたら黒染めをしているので、黒染めをした状態から明るい状態になるまで合計で3回ブリーチしていきます。
どんな風に仕上げたいのか?
黒染めをブリーチでどのくらいの回数染めたら明るくしたり、できるのか?今回は黒髪の状態からスタートです。
モデルさんの事前状態は黒くていかにも色が入りずらそうな感じです。
今回のモデルさんのやりたい色は発色の綺麗な紫です。
でもここからが問題で、ブリーチを何回も繰り返している髪の毛にカラーを何回もするとかなり傷んでしまい、最悪切れ毛になってしまいます。
それと黒染めをしているのでブリーチをしてどのくらい色が脱色できるのか?がポイントです。
黒染めをしていると次に明るくしたいときに暗くなってしまうことがあります。これは黒染めの色素がまだ残っていて暗くなったり赤くなってしまうのです。
染める時は髪の毛が傷むことと、ヘアカラーがもしかしたら綺麗に出ないかもしれない、という事を説明してあります。
ここでの問題点を整理すると
- 髪の毛が傷む、そして切れ毛になる可能性がある。
- 黒染めが綺麗に抜けきらないかもしれない。
この2点を解決しながらモデルさんの希望する色に染めなくてはなりません。
解決方法は2点ほどあり傷みに対する方法は、前処理剤という髪の毛を保護するものを使う、という方法です。
前処理剤を使えばある程度ダメージを抑えながらブリーチをすることができます。
それと、黒染めが綺麗に抜けきらないという問題には、2回ブリーチをすることです。
ブリーチを1回すると色がかなり抜けるので、その色の抜けた状態をみてカラースケールでいう13レベルまで明るくなると次の色が綺麗に入ります。
そして次の色を選定する時は、ブリーチをした後の黄色味と赤みのバランスを見ることが重要です。
今回は1回のブリーチではあまり明るくならなかったので、2回ブリーチをして髪の毛の明るさを15レベルくらいにすることで次の色味を綺麗に入れていきます。
仕上がりの雰囲気
黒染めをブリーチでどのくらいの回数染めたら明るくできるのか、今回はモデルさんに協力してもらいながらやってみましたが、とてもいい感じで発色の良い紫になってくれました。
1回目のブリーチではなかなか色が抜けなかったのですが、2回目のブリーチで15レベルほどになってくれたので、最後に入れた色味も綺麗に染まってくれました。
今回は紫のカラーを入れたのですが、実は紫単品で入れても綺麗にはならないのです。
紫の中でも赤よりの紫か、青よりの紫があって今回は赤よりの紫でした。
僕の中でのイメージとしては
- 黄色い色の上に紫を載せると綺麗に紫に発色してくれない
- なので紫をベースにして赤みをプラスすることで赤寄りの紫に仕上げる
この2つをイメージして薬剤を選定してみました。
結果的にとても綺麗な色になったのでモデルさんもすごく喜んでいただけました。
まとめ
黒染めをブリーチでどのくらいの回数染めたら違う色を入れる事が出来るのか?今回はモデルさんに協力して頂いて染めてみましたがいかがでしょうか?
夏休み前になると染めたくてうずうずしてきますよね。明るく染めて「カワイイ!」って言ってもらいたいですよね。
僕も学生時代の時には家でブリーチをして母親にめちゃめちゃ怒られた記憶があります。
そのときは「外に出るな!」とも言われました。
なので親の許可も取っておくといいと思いますよ。
今回のまとめをすると
- ブリーチをしたあとは傷みやすい
- 黒染めをしたあとは明るくしにくい
- 黒染めから明るくしたら切れ毛が発生しやすい
- 黒染めからブリーチをして必ずしも明るくなるとは限らない
と言ったところでしょう。
夏休みで髪を明るくしたい!と言う時は参考にしてみてくださいね!