アシスタントからスタイリストになり美容師になれたけど、なかなか指名が増えなくて悩んだりしますよね。
- 今より指名を増やしたい
- 初めてのお客様に指名してもらいたい
- 先輩スタイリストに勝つためには?
このような悩みがあったりしそうです。
今回はスタイリスト美容師になりたてで右も左もわからない、何をすればわからない!そんな方に向けて
- 今より指名のお客様が劇的に増える方法
- 初めてのお客様の心理とは?
- お店で指名No.1になるステップ
このあたりについて、実際に私が実践して結果を倍にしてきた方法などを解説していきたいと思います。
では早速みていきましょう。
指名してほしいお客様で溢れさせる方法
結論から言うとカウンセリンを徹底的にみがくことです。
もし服装で迷っている方は以下の記事をご覧ください。
技術で迷っている人は以下の記事の最後に美容師の技術バイブルがあるので
そちらを参考にして1ページから最後のページまでコピーカットしてみるのもいいと思います。
服装で迷っている方はこちらを参考にしてみてくださいね。実際にアシスタントを変身させてみた様子をレビューしています。
話はそれましたがなぜカウンセリングを磨くのかについて解説していきます。
なぜカウンセリング?
カウンセリングは家を建てる時の設計士さんと話し合う時間に例えられます。
設計段階でミスってしまうと後から取り返しのつかないことになりますよね。
指名をいただける美容師はこのカウンセリングが上手だったりします。
カウンセリングの時点で不安がないか、お客様が言い忘れていたことがないかを徹底的に聞いてあげることで
初めてきたお客様にいきなり「今日はどうしますか?」と聞いてもどうやって説明して良いのかわからないので写真を持ってきたりするのです。
カウンセリングが上手くなると写真は最後の方でちらっとお見せするくらいになります。
ちなみになんですが
美容師「今日はどうしますか?」じゃ、お客様にヘアスタイルの提案を丸投げしてるようなもので
美容師「今日はどのようなことが気になっていますか?」など、具体的に質問するようにします。
病院で言うと
医者「今日なんの薬飲む?」
といっているようなものです(笑)
次回の予約を取るためにはカウンセリングの中で長期の提案をしてもいいわけです。
例えば
「今は黒染めが入っていて色が抜けにくいので徐々に染めていきましょう。」
と言う提案や
「ブリーチをしないでも綺麗に色が入るように明るいカラー剤で徐々に明るくしていきながら綺麗な色味を足していきましょう。」
などいろいろあります、他にはこんな提案方法もあります。
「真っ白で綺麗なグレイヘアにするためにハイライトで染めているところの境目を目立たなくしてのばしていきましょう」
という感じで長期の提案をすることができます。
普段から言葉の使い方に気をつけてカウンセリングをしていきましょう。
より詳しくしりたい人はこちらの本がおすすめです。
本が読みにくいなと感じる人はアマゾンのオーディブルで聴く読書を始めましょう。
オーディブルは月額1500円で30日間の無料期間付きです。
30日間無料の特典を使ってでカウンセリングの本を聞くだけで原価以上の効果を発揮してくれるでしょう。
無料で試したい方は30日間が終わったらやめれば良いのです。
私もオーディオブックを車の中で2倍速で聞いていたりします。朝運転しながら聞いているとラジオのようにスッと入ってくるんですよね。
しかも効果は自分が実践すれば一生もの。
この機会に登録してお店で頭一つ抜け出してしまいましょう。
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音楽を聴いている10分を聴く読書に変えるだけで、新規や指名なしのお客様を一人獲得できるようになります。
そうなると1ヶ月で30人指名されることになり、3ヶ月後には90人、4ヶ月後には120人のお客様からご指名いただけるのも夢ではありません。
お客様が増えてきたら次のステップがありますので、気になる方はこちらの記事を参照してみてください
では次にお客様はどのような心理状態でご来店しているのか解説していきます。
お客様の心理状態とは?
勝負では戦う前に勝っていることが大切です。
お客様に指名されるようになるにはどのような心理なのか知ることで解決策が導けます。
サロンでのお客様は大きく分けて新規のお客様と指名なしのお客様がいらっしゃいます。
ここでは新規のお客様はどのような方が多いのか整理してみます。
新規のお客様の特徴
初めてご来店されるお客様の状態は以下3つに分けることができます
- 他店での失敗
- ヘアスタイルが気に入らない
- 髪質の悩みが解決できない
なんだか雰囲気が良くて入ってみたいという人はそこまで多くありません。
それに外見が悪い店では勝ち目がなくなってしまいますよね。大丈夫、安心してください。
どんなに店の外観が悪くてもあなたのカウンセリングが光っていれば
あなたとお客様の半径1メートル以内の空間はお客様にとっての心のオアシスになります。
そこだけ光り輝いて見えるはずです(笑)
話はそれましたが、新規でご来店のお客様は他店で不満を抱いている人が多いようです。
他店の失敗とは?
薬剤で過度にダメージを与えすぎてしまい、チリチリになっている方などが該当します。
こういったお客様は今すぐどうにかしたい!なんとかして欲しいという気持ちでご来店されていますので、悩みを聞くだけで解決策が見えてくるはず。
ヘアスタイルが気に入らない
こちらも他店でのカウンセリングがうまく行っていなくて満足行かなかったお客様でしょう。
ヘアスタイルが満足していない方の特徴としては
- 毛先がぱっつんになっている
- 襟足のくびれがない
- うまくまとまらない
このような方が多いです。
髪の悩みとヘアスタイルの悩みが混同してしまい、どうして良いのかわからなくなってしまったお客様です。
このようなお客様は話を整理して、髪質の悩みを徹底的に引き出すことで自然とヘアスタイルが決まる場合が多いです。
つまりどういうことかというと
- 年齢による髪質の変化でヘアスタイルが決まらない
- 髪のクセを考えないでヘアスタイルを作っている
- 細かい要望を無視して美容師の思い込みで髪型を作る
このようなケースがほとんどです。
解決策としては話をちゃんと整理して、まとめてあげることが大切かと思います。
髪質の悩みが解決されない
結論から言うと髪質を改善することができない商材を扱っているお店に行っていたことが原因です。
髪が薄くなってきたり、つむじの分かれ目がどうしても解決できない、前髪が分かれてしまいどうしても解決できない。
サロンでのシャンプーやトリートメントを使っているけれども良くなる気配がないと言う方です。
この場合は現場にいるスタッフでは解決できない問題になります。
なぜかというと商材自体が悩みを解決できていないからです。
商材を試したりすることのできる立場にあったり、決済権がある人がメニューを決めるので現場レベルで解決するのはむずかしいでしょう。
このような時は上の人に稟議書を上げて新たな商材をためす機会を得たり、決済権を持つ人に直談判するしかありません。
結局のところ自分の意思とは違った方向に進むこともあり、ただお客様の悩みを解決したいだけなのになんだか無駄な手続きが多いと感じると思います。
では次に指名なしのお客様はどのような特徴があるのかについて解説していきます。
指名なしのお客様の特徴
普段から指名をされないお客様は、たくさんの美容師に担当されたいと考える人もいます。
他には今まで担当してもらってもあまり満足しなかったと感じて指名しないお客様もいると思います。
指名なしの方も深く悩みを聞くことで解決策が見えてくることがあるはずです。
ヘアスタイルの写真を持ってくる時はお客様の背景やどの部分が気になっているのかについて質問すると良いでしょう。
以下は他のケース別の対応方法です。
どんな美容師がいるのかまよっている→
話を聞いてくれる人を探している
自分と感覚が合う人を探している→
感覚を言語化できる人をさがしている
上手な人がいい→
「上手」の定義を引き出しゴールに導く
そっとしておいて欲しいから指名をしない→どのようにサロン内で過ごしたいのかを聞く
このようにカウンセリングで解決策を見つけることができます。
そのお客様のニーズに沿った提案をすることで
指名される確率はグンと上がります。
どんなことをしても指名されない時もある
色々と解決策を紹介してきましたが解決できない問題もあるものです。
私は個人的に波長が合わないと言う方は諦めています。
波長というものは無理に合わせるものでもないですし、それぞれ持っている個性があります。
「去るものは追わず、来るものは拒まず」くらいの余裕を持つことも大切だと思っています。
私が運営しているお店ではこのように他店で解決できない悩みを持っているお客様が大半を占めています。
それを解決しご来店につながるのでリピート率90%を叩き出すことに成功しています。
でも私は以前普通のなんの変哲もない美容室に勤めていましたが
お店で長期間No.1の成績を残すことに成功しています。
つまり、商材よりも何よりもカウンセリングが大切だと言うことになります。
では次に最短でお店のトップに躍り出る作戦を紹介していきましょう。
お店でNo.1になるための方法とは?
まずお店で自分がやるべきことは先輩の真似をすることでも本を読むことでもありません。
「学んで実践すること」を決断するということです。
周りの先輩たちを真似ても最初は良いかもしれませんが成熟するとコピーの劣化版としてしか扱われません。
お店の中で頭ひとつ飛び抜けられるにはまず学んで行動する決断をしましょう。
ノウハウやハウツーは後回しで大丈夫。決める、やり切ると言うことが大切。
決断とは「断つことを決めること」です。
今まで言っていた「今日はどうしますか?」をやめる、「今日はどんなところが気になりますか?」に変えてみる。
すでにやっていることを変えることがお店でNo. 1になれる秘訣と言ってもいいでしょう。
他にはポジションを取りに行くと言う方法もあります。
これは大人数の美容師が多数いるところで役に立つ可能性があります。
ポジションを取りに行く
美容室では色々な美容師さんがいますよね、ショートが得意とかヘアカラーが得意とか。
ショートヘア一つとっても切り口を変えると色々な見方ができます。
例えばショートヘアでは
- 王道のショート
- マッシュショート
- メンズショート
- ウルフショート
- 刈り上げショート
- 奇抜なクリエイティブスタイル
など色々な切り口で分けることができます。
お店で働いているスタッフをカテゴリー別に分けて、他の美容師がやっていないヘアスタイルをとことん練習してみるのも一つの手です。
ですがこれには落とし穴があり、人気のないヘアスタイルをやっても意味がないので
人気があり、なおかつ誰もやっていないことを目指すのが良いでしょう。
このような計画を立てることをブルーオーシャン戦略と言われたりもします。
逆にライバルたちが沢山いる戦場ではレッドオーシャンと言われています。
色々な手法などがありますが、全てはマーケティングという考え方からきているので興味がある人はこちらからみてみるのが良いと思います。
この本はストーリー形式で書かれているのでとてもわかりやすく、頭に入ってきやすいです。
webマーケティングについて書かれていますので、snsの運用やブログで集客したい人にはおすすめです。
ちなみにブログをやるのもお店で頭ひとつ抜き出ることができますよ。
ここまで話を聞いていて
- でもそれはあなただからできたんでしょ?
- 自分にできるのか不安だ
- 心がワクワクしない
- 本当に結果が出るのか信用できない
と、思われるかもしれません。
そんな人は今の環境に満足している、特に不安を思っていないと言えるでしょう。
私はこれを実践することでうまく仕事が回るようになってからは意図的に常に1位をキープしていました。
ちなみにとがりすぎて周りの人との協調性を欠いてしまうと、アシスタントや他のスタイリストの信用を得られなくなるのであとから足を引っ張られるでしょう。
話はそれましたが、大事なのでもう一回言っておきますね。
No. 1になる秘訣は本を読んで学び、実践しようと決めることです。
ですがやっぱり本を読む時間がない、実践する勇気がないと思われる人は私がこの20年間で獲得したノウハウをまとめ、さらに髪質を改善できるお店を作りました。
ちゃんと客様を導くことができ、お客様に喜んでいただける仕組みまで作りました。
私が学んできたことを手渡し、さらに手厚い保証もついている環境を用意しましたので美容師で
- 今の環境が嫌で仕方がない
- お客様の髪質を改善する方法を知りたい
- 指名されなくて困っている
- 長く働ける環境が欲しい
そんな方はご連絡をいただければと思います。
まとめ
今回は美容師が指名してほしいお客様を増やすための方法について解説してみました。
まとめてみると
- カウンセリングを磨く
- 学んで実践すると決める
- 髪質改善の美容室で働いてみる
という結論になるでしょう。
結果が出ないことの原因として行動に移していないか、やっている行動が間違っていると言われています。
正しいやり方で行動して続けることで結果もついてきますよ。
もっと色々と質問してみたいと言う方は気軽に連絡をしてみてくださいね!